猗窩座は幻覚となって出現した恋雪から人間だった頃の自身の過去を思い出していきます。
そこにあったのは、いくら強くなっても「命に替えても守りたい」と思った大切な人を誰一人守れなかった猗窩座の姿でした。
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何一つ成し得なかった過去を忘れ、もはや守りたいものなんて何も残っていないのに強さだけを求め鬼として生きていた猗窩座。
自身の虚しさに気付いた彼は今一体何を思うのか?!
前回までの鬼滅の刃のネタバレとあらすじはこちらです
この記事では 2019年4月27日発売の週刊少年ジャンプ「鬼滅の刃」の最新話 第156話「ありがとう」のあらすじとネタバレ、感想や 157話の考察をご紹介しています。
鬼滅の刃ネタバレ最新話156話「ありがとう」のあらすじと感想
炭治郎に師範の姿を見た猗窩座。
自身の人生に決着をつけるべく自爆を謀るも虚しく再生していく体。
彼を救ったのは、彼が守れなかった人たちでした。
炭治郎目覚める
自身の過去を思い出した猗窩座。
恋雪、慶蔵そして父親の姿が脳裏に浮かびますが、同時に“自身が亡くなっても三人と同じところへは行けない”と気づきます。
「人間め」
再び思うのは人間という生き物のこと。
「柔く、脆い弱者、すぐ亡くなって壊れ、消えてなくなる」
登場時から度々言っていたことですが、過去からきていた言葉だと思うと胸が苦しくなりますね。今はその言葉にはもう違った感情があるように思います。
一方、目覚める炭治郎。
自身が戦闘中に気を失っていたという失態に気付き慌てます。
すぐさま目の当たりにしたのは頸が再生しかけている猗窩座の姿。前回から少し盛り上がってきていたような気がしていましたがやはり再生し続けていました。
今はもう顔の4分の3ほど復活している猗窩座は技を繰り出し義勇との戦闘を続けようとしますが、そこに「やめろーっ!」と制止する炭治郎が割り込みます。
こいつまだ動くのかと、炭治郎の存在に気付く猗窩座。
「何度でも頸を斬る!勝つんだ義勇さんと二人で!」
炭治郎は再び勝利へ意気込み猗窩座に立ち向かいます。
しかしスポンと手から刀がすっぽ抜けてしまいました。すでに力を出し尽くしていた炭治郎はもうまともな握力もなかったのです。
そこで炭治郎は咄嗟に拳を握り猗窩座の頬を殴りました。
拳では当然猗窩座をやれるわけがありません。
しかし当の猗窩座は炭治郎に、あの日「生まれ変われ少年」と自身をボコボコにした師匠の姿を見ていました。
そして「弱いやつが嫌いだ」と改めて思う猗窩座。
弱いやつは正々堂々やり合わず井戸に毒を入れる。弱いやつは辛抱が足りずすぐ自暴自棄になる。“守る拳”で人を殴り師範の大切な素流を血塗れにし、父親の遺言も守れない。
そう、猗窩座が嫌いだったのは―
終わりを求め
刀を失った炭治郎。猗窩座は煉獄戦で使った術式を出そうとしているようです。
攻撃圏外に出なければと焦る炭治郎は、義勇にタックルするような形でその場から飛び退きます。
それでもまだ猗窩座の攻撃圏外に出たとは言えない距離だと思いますので、飛んでいる最中も猗窩座の動きを注視していました。
ふとその一瞬で炭治郎は猗窩座と目が合います。
猗窩座は少しだけ微笑むと、なんと自分自身を攻撃しました。
何故猗窩座が自分を攻撃したのか、何故笑っていたのか当然理解できませんが、何故か一瞬猗窩座から感謝の匂いを感じた炭治郎。
猗窩座は頭部が吹き飛びましたが、また再生を始めようとしています。
「もういい、再生するな」猗窩座は自身の体に言い聞かせます。
炭治郎に頸を斬られた時にもう勝負はついていたのだと振り返る猗窩座は、炭治郎のことを“正々堂々”見事な奴だったと認めました。
「終わりだ。潔く地獄へ行きたい」
しかし感情とは裏腹に再生してしまう鬼の猗窩座。終わりを求め行く当てもなくぺたぺた歩いています。
狛治の謝罪
炭治郎が様子を窺う中、ふとその足を止める猗窩座。彼だけが見るその目の前には父親の姿がありました。
「もう平気か?苦しくねえか」と父親に声をかけます。大丈夫だと猗窩座に感謝する父親に、猗窩座は膝をついて謝りました。
「ごめんな、俺やり直せなかった」
その言葉に「関係ねえよ」と返したのは慶蔵。
撫でるように猗窩座の頭に手を置き、「お前がどんなふうになろうが息子は息子、弟子は弟子」絶対に見捨てないと語る彼は「天国には連れて行ってやれねえが」と少し寂しそうに笑いました。
師範の言葉に、目に涙を浮かばせる猗窩座。
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おかえりなさい
しかし猗窩座の頭に乗せられた手が今度は力強く猗窩座の髪を鷲掴みします。
その手の持ち主は自身を鬼に変えた無惨!
「強くなりたいのではなかったのか猗窩座」
無惨の圧力に再び猗窩座は思い出しました。強くなりたい、俺はまだ強くなれる、約束を守らなければ…。
拳に力を込める猗窩座ですが、今度は優しい両手が彼の顔を包みました。
恋雪です。
「狛治さんありがとう、もう充分です」
その姿と言葉に大量の涙を流す猗窩座、いや狛治は力いっぱい恋雪に抱き着きました。
そして大事な時に傍にいられなかったことや約束を何一つ守れなかったこと、その思いの丈を溢れる限り大声で叫び、謝りました。
優しく抱きとめる恋雪は、自分たちのことを思い出してくれたこと、元の狛治に戻ってくれたことに安堵し、涙を流し笑顔で狛治にこう言います。
「おかえりなさい、あなた」
再生をやめ散っていく猗窩座の体。
猗窩座との戦い、猗窩座の戦いは静かに決着が着きました。
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鬼滅の刃156話のネタバレ・感想
ついに猗窩座との決着がつきました。
登場当初からひたすら強さを求める脳筋キャラだと思われた猗窩座でしたが、その強さを求める思い、人間や弱者への憎悪など全て記憶の底に残っていた思いからきていた言葉だとわかって胸が苦しくなりましたね。
最後狛治に戻れて、恋雪の元へ帰れて本当に良かったです。
魅力的なキャラでした。
鬼滅の刃157話の予想や考察
猗窩座との戦いが終わり炭治郎も義勇も満身創痍な感じで心配ですが、恐らくそれでも前へ進むでしょう。
次は違う場面に行きそうですかね。伊黒あたりに期待したいです。