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からくりサーカス最終回感想とネタバレ(鳴海)!漫画とアニメを無料で見る方法!

意思を持った自動人形であるオートマータと、しろがねと呼ばれる人間たちとの長い闘いを描いた漫画です。

オートマータがまき散らす謎の病気「ゾナハ病」に苦しむ人間たち。

主人公の勝と鳴海はヒロインの「しろがね」と出会い、次第にオートマータ達との闘いに巻き込まれていきます。

ゾナハ病によって人間は滅びてしまうのか?

そして、闘いの果てに彼らが最後に見たものとは?衝撃のラストに感動すること間違いなしです!

からくりサーカスを全巻無料で読む方法は?

「からくりサーカス」を全巻無料で読めるかどうかも調べてみました。

結果は以下の表を参考にしてください。

 

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からくりサーカス二人の主人公・加藤鳴海と才賀勝

この漫画には二人の主人公がおり、物語の区切りがつく度に主人公が交代します。

一人目の主人公である加藤鳴海は、感情的で熱血漢のある拳法家の青年です。物語中に登場するしろがね達は、オートマータと戦うときにそれぞれ自分が持っているマリオネットを使います。

しかし彼は、「気」を使った体術でオートマータを破壊するという珍しい戦い方をするしろがねです。

もうひとりの主人公である才賀勝は、優しくて少し気弱な少年です。

最初のうちは逃げてばかりでしたが、物語が進むにつれどんどん強くなっていきます。

中盤からはマリオネット「ジャック・オー・ランターン」を操り、オートマータ達と戦います。

からくりサーカスのネタバレとあらすじ

からくりサーカスは過去と未来、様々な人たちの思惑と感情が複雑に絡み合って構成されています。すべての始まりは白銀と白金という中国の兄弟からでした。彼らは旅先で出会ったフランシーヌという女性に恋心を寄せます。先にフランシーヌへの恋心に気付いたのは弟の白金でした。ある日兄の白銀がフランシーヌにプロポーズをし、彼女が笑顔でそれを承諾するところを目撃してしまいます。強い嫉妬心に駆られた白金は、フランシーヌを無理やり攫って姿を消してしまいます。

突然消えたフランシーヌと弟である白金の姿を9年間も追い続け、白銀はついにフランシーヌと再会します。しかしその時彼女は原因不明の病にかかっており、自ら小屋に火を放ち命を絶ってしまったのでした。彼女を助けるために作り出した「やわらかい石」が完成したのも知らずに…。悲しみに暮れる白銀の前に、同じ石を手にした弟の白金が現れます。彼もまた、フランシーヌの病気を治すため「やわらかい石」を生成していたのでした。

フランシーヌを失った白金は、彼女の髪の毛と「やわらかい石」からできる「生命の水」を使ってフランシーヌにそっくりの生きた人形を作ります。しかし人形が全く笑わないことを知った彼は、あっさりと人形を捨ててしまうのでした。

捨てられたフランシーヌ人形は、自らが笑う方法を探すようになります。彼女は他の人形にも意思を与えてオートマータを作り出します。こうして出来上がったオートマータ集団「真夜中のサーカス」は次々と人間たちを襲い、ゾナハ病をまき散らして苦しめていったのでした。

一方兄の白銀は、29年後再び弟と別れたクローグ村を訪れます。しかしそこに弟の姿はなく、ゾナハ病に苦しむ村人が居るだけでした。村人からオートマータの存在を聞いた白銀は「やわらかい石」を井戸に入れ、すべてを溶かす「生命の水」を作り出しました。そしてその中に自らの身を投げ、感情やオートマータに対する憎しみを水の中に溶かしました。その水を飲んだ村人たちは、ゾナハ病が治る代わりに白銀の意思を受け継いだ「しろがね」という戦士になり、非常に強い憎しみを持ってオートマータと戦う宿命を背負ったのでした。

「やわらかい石」は井戸から取り出されていましたが、子供の体内でないと溶けてしまうという性質がありました。そのため、アンジェリーナという女の子の体内に石は保管されることになりました。石を狙うオートマータ達と戦いの日々を送っていたアンジェリーナでしたが、母親のルシールはある日突然彼女を追い出します。ルシールは彼女に残り少なくなった「生命の水」を渡し、人生を共に歩んでくれるパートナーを探すように言いました。それは、しろがねとしてオートマータと戦うことになってしまった娘の将来を案じた、彼女なりの母親の優しさでした。

アンジェリーナは言いつけ通りにパートナーを探しましたが、なかなか見つかりませんでした。しかし日本で遊女として働いていた彼女は、正二という男性と出会って次第に惹かれあいます。正二はアンジェリーナの持っていた「生命の水」を飲み、しろがねになった彼はアンジェリーナと結ばれたのでした。

やがてアンジェリーナは正二との間に子供を授かり、出産のために二人は黒賀村へ行くことになりました。後から村へ向かおうとしていた正二のところへ現れたのが、影武者を置いて「真夜中のサーカス」を抜け出したフランシーヌ人形でした。笑うことに疲れてしまった彼女は、自分を壊してくれるしろがねを求めていました。正二は危害を加えないよう彼女に力を弱める細工をして、判断をアンジェリーナに任せたのでした。

黒賀村で出産の準備をするアンジェリーナのもとに、しろがねであるギィが現れます。彼はアンジェリーナの体内にある「やわらかい石」を取り出し、彼女の子供に移し替えようとしていました。アンジェリーナは子供を守るために戦い、見事勝利します。負傷したギィは彼女の手当てを受けながら一緒に過ごすことになりました。

黒賀村に到着した正二がフランシーヌ人形を連れているのを見たギィは彼女を倒そうとしますが、アンジェリーナの陣痛が始まります。逆子だったため時間はかかりましたが何とか出産することができ、生まれた女の子は「エレノオール」と名付けられました。

しかし幸せな時間は長く続かず、村人たちが居ない隙を狙って大量のオートマータがアンジェリーナ達を襲いにやってきます。この戦いによってアンジェリーナは帰らぬ人となり、エレオノールを抱いたまま井戸に転落したフランシーヌ人形も、井戸で発生した「生命の水」によって溶けてしまいます。そしてその水を飲んだエレオノールも、しろがねとなっていたのでした。

この子供こそが本作のヒロイン「しろがね」です。ここから「しろがね」は主人公の勝、鳴海と出会い、オートマータ達との長い戦いが始まります。

鳴海と勝は白金の凶行を阻止し、無事ゾナハ病から世界を救うことができるのか?オートマータとしろがねはこれからどうなるのか?衝撃のラストに最後まで目が離せません!

からくりサーカス最終回までの感想

「しろがね」は当初、感情表現がほとんどない人形のような存在でした。

しかし、勝や鳴海と出会うことによって徐々に「心」を取り戻していき、中盤では非常に表情豊かなキャラクターになっています。

このようにからくりサーカスはキャラクターの感情や表情の描き方がとても上手く、感動的な場面ではついつい目頭が熱くなってしまいます。

しろがねだけでなく、敵であるオートマータ達の心境の変化も見どころの一つです。

読み進めていくうちに出てきた点がつながり最後に一本の線となった時、この漫画の完成度との高さとストーリーの奥深さを改めて実感することが出来ると思います。