約束のネバーランド

約束のネバーランドネタバレ114-115最新話考察~ユウゴとルーカスが遺したもの

この記事では2018年12月3日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話114話のあらすじとネタバレ、感想や115話の考察をご紹介しています。

前回113話から最終章&新展開突入ということで、食用児たちの楽園を作ろうとしているミネルヴァさんたちが食用児たちの解放を掲げ、農園の鬼たちを倒し焼き尽くす、農園狩りを始めていることがわかりました。

約束のネバーランドネタバレ最新話113-114あらすじ~最終章突入!鬼退治始まる前回112話では、敵の生き残りアンドリューを倒し、新たな安息の地を目指して出発しようとエマたちが決意を固め、シェルターに最後の電話をくれ...
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またエマたちは、シェルターでルーカスが最後に聞いたメッセージをもとに次の目的地の場所「ライオンのあご」を見つけ出したのでした。

それでは114話をご紹介しています。

約束のネバーランド114最新話あらすじとネタバレ

ウィリアム・ミネルヴァが残した言葉「“ライオンのあご”へ行け」

シェルターで見つけた地図をもとに、クヴィティダラの旅で通った道を参考に、ライオンのあごまでの道に大体の見当をつけ、10日くらいで着くという予定を立てたエマたち。地下を出て、地上を進む旅が始まります。

旅程3日目、ドンやギルダをはじめ年長者たちは少し焦りを感じ始めます。思っていたよりも進まない道のり。

辛そうに歩く仲間たち。以前通った時は、年長者ばかりで小回りの利く6人だったのに対し、今は全員で55人。年少者たちにはついていくのもやっとのペースで歩き続けていたのです。

食べ物を探すのも眠る場所を探すのも6人の時とは勝手が違います。

そして何より、常に鬼やラートリー家が差し向けている人間の敵、監視カメラまで警戒し続けなければならない緊張による疲労。

1秒とも休まらない中、それでも家族をこれ以上失わないために、休まず、守らなきゃ、急がなきゃと頑張り続ける年長者たち。

ユウゴとルーカスの弟子

食料探しも率先して頑張りますが、前に通った時とは季節も違い思うように食料も集まりません。それでも、年少の仲間たちを休ませて食料探しに向かうエマでしたが、

「僕達も一緒にごはん探しに行かせて」

と年少者たちから言われます。

キノコを見つけて、食べられるか食べられないか迷っているエマとドン。すると横から声をかけられます。

「ドン、それ毒あるよ」

「こっちの草なら毒抜きすれば食べられるよ」

と。また、一箇所からとるとバレやすくなるなど、キノコについての知識は年少者たちの方が詳しい様子。

そして、動物の足跡を探して、動物の後を追って食べ物のある場所を見つけるなど、食料調達の方法は年少者たちの方が詳しくなっていたのでした。

そして、全員で食べるのに十分な量の食料を集めてしまい、驚くエマとドン。

それも、エマたち年長者たち6人が旅をしていた間、シェルターに残った子どもたちもユウゴとルーカスから火のおこし方や食料調達の仕方、野生の鬼の倒し方などを教わり、自分のものにしていたからなのでした。

「私達、旅もへっちゃらだよ」

「全員、ユウゴとルーカスの弟子だもん」

「だからね、私達がんばるから」

「しんどかったらエマたちもちゃんと休んでいいんだよ」

小さな仲間たちに自分たちの不安も見透かされ、自分たちが旅をしていた間もユウゴとルーカスは小さな子どもたちにもできることを教えてくれていて、全員が頼もしい仲間たちだったのだと改めて感じたエマ。改めて、自分たちならどんな大変な旅でも大丈夫だと思うのでした。

一つずつ

旅程8日目、確実に目的地に向けて進んでいるものの10日で到着するのは難しいと感じていました。

不安になっているレイにエマは自分も不安だったと打ち明けます。

シェルターを失って、支援者を失って、ユウゴ達まで失って、グレイスフィールドに残してきたフィルの話もアンドリューに聞かされ、グレイスフィールドの様子も気になって、考えれば考えるほど不安になって焦っていたと。

「不安になったって世界は何一つ変わらない」

「できることからすべきことから一つずつ、それが道になっていくんだから」

エマの気持ちを聞いてレイも少し落ち着きを取り戻したその時、不穏な気配に気が付きます。

仲間たちを待機させ、ドンを呼び、その気配の方へ走ります。

近づくにつれ、鬼の気配だと気づき様子を見に行ってみるとそこには、野生の鬼たちに囲まれている2人の子どもの姿があったのでした。

約束のネバーランド114話の感想

ミネルヴァさんたちの鬼退治が続くのかと思いきや、エマたちサイドの話でしたね!新展開の鬼退治が気になっていただけに少し残念な気もしてしまいました。

エマたちは全員で助けあって順調にライオンのあごに向かって進んでいますね。とりあえずここまでは。

予定よりは時間がかかっているものの、全員で一人もかけずに旅を続けられていることが奇跡です。

子どもたち55人が一緒に行動しているのに何もないなんて、そのほうが不思議な気がしてしまうのは私だけでしょうか。

怪我をしている2人の容態も心配ですが、新たに野生の鬼に襲われている2人の子どもが出てきましたね!彼らも食用児で農園から逃げてきたのでしょうか。

約束のネバーランド115話の予想

115話では、114話の最後に出てきた野生の鬼に囲まれて絶体絶命の状況にいる2人の子どもがキーパーソンになってきそうです。

感想でも触れましたが、彼らもどこかの農園から逃げてきた食用児なのでしょうか。

113話でウィリアム・ミネルヴァが全食用児に向けてライオンのあごを目指すようにと暗号を発信していたようだったので、エマたちと同じように暗号を解いてライオンのあごに向かっている食用児が他にいてもおかしくないですよね。

グレイスフィールドにいるはずのフィルと話したと言っていたアンドリューの言葉や、全食用児の解放を掲げているウィリアム・ミネルヴァの言葉から、エマたちがいたころの農園と今の農園が違うものになってきている可能性もありそうです。

114話最後に出てきた2人の子どもを助け、農園の現状をエマたちは知ることができるのでしょうか、来週も目が離せません!!