ハイキュー

ハイキュー332ネタバレ333最新話あらすじと考察~赤葦の交代、木兎の信頼

チームそして赤葦の窮地に、木兎が自ら〝ただのエース〟として覚醒します。

かつてない木兎の背中に引っ張られ、流れを引き寄せていく梟谷は、狢坂に追いつくことが出来るのでしょうか?!

前回までのハイキューのネタバレとあらすじはこちらです。

331ハイキューネタバレ332最新話あらすじ考察~木兎覚醒!梟が羽ばたく時!狢坂の〝対木兎シフト〟によってエース木兎を封じられ、赤葦にも焦りが見えます。 そこを淡々と狙ってくる狢坂セッター臼利。 チー...
ハイキューネタバレ330最新話331あらすじ考察~赤葦苦戦!!対木兎シフト狢坂エース桐生の強さの元が判明し、これは自分で作り上げた真摯な強さだと感心したのも束の間、梟谷のエース木兎も木兎で絶好調な様子を見せ、ま...

この記事では 2018 年12月22日発売の週刊少年ジャンプ「ハイキュー!!」の最新話 第332話「スター」 のあらすじとネタバレ、感想や 333話の考察をご紹介しています。

ハイキュー!!第332話「スター」のあらすじとネタバレ

攻守共にキレッキレのプレイで会場全体を惹きつける木兎。

文字通りチームを引っ張るエースに、梟谷全体が引っ張られ雰囲気が上がっていきます。

しかしその波に未だ乗れない男がいました。赤葦です。

焦りからミスも出る赤葦は、ついにベンチに下げられることに。

エース木兎

木兎の超インナースパイクに会場中が大きく盛り上がります。

「ヘイヘイヘイ!!行くぜ行くぜ!!遅れんじゃねぇぞ!!」と、木兎自身も盛り上がります。

この姿、まさしく木兎!!

そして木兎が盛り上がるとチームも盛り上がる!!

覚醒してからの木兎はもうキレッキレで、エースに引っ張られた梟谷は、それまでに開けられた点差を徐々に詰めていきます。

サーブも鋭く決めた木兎のこの快進撃に、実況も声を大きくします。

「止まらない!!木兎光太郎が止まらないー!!!」

その木兎の姿に、赤葦も気づけば「すごい…」と口にしていました。

「遅れんじゃねぇぞ」と言った木兎の背中は力強く、まさにチームの先頭を駆けるエースそのものでした。

全日本監督も観に来ていました。

木兎は普段ムラがありますから「いつもこうだったらね」と笑っていますが、その堂々たるプレイに可能性を感じているような表情。

赤葦のミス

いける、追いつけるぞと盛り上がる梟谷応援。

次も木兎のキレキレサーブでしたが、狢坂は崩されながらも持ちこたえ、逆に桐生の強烈スパイクを赤葦が受けきれず失点。

続いての狢坂のサーブに対して、木兎はレシーブも綺麗に決めます。もはや隙のない木兎に日向と田中も惚れ惚れ。

木兎のプレイに引っ張られているのか、梟谷はチームの守備力も上がっています。

その雰囲気に〝乗り遅れるな〟と意識する赤葦。

「繋げ、なんとしても…」そう意気込んだ赤葦のトスは、キャッチ・ボール(ボールを持ったり掴んだりする反則)の判定で狢坂の得点となってしまいます。

フォローするチームメイトに謝る赤葦の心中は、もはや穏やかではありません。

「切り替えろ、表情に出すな、集中」と自身を何とか落ち着かせようとする赤葦ですが、無意味だとわかっていても思わずこんな思考が湧いてきます。

〝俺が影山や宮侑のようであれば〟

良い試合をするということ

赤葦の不調を見て、やる事なす事うまくいかない時はあると同情する山本と研磨。

黒尾は「赤葦は冷静だけど真面目で義理堅い奴だから、いらないプレッシャーを抱えている可能性がある」と考えています。

ふと山本が、自分が先ほどの烏野との試合で、練習試合のように何も考えず一点を獲ることに集中出来たという話をします。

「負けたら終わり」などの恐怖心も焦りも消えていたと。

「練習は本番のように、本番は練習のように」とは言いますが、それを実行出来る人間はなかなかいないし、そういう〝良い試合〟なんていつも出来るわけじゃないと語ります。

赤葦の交代

木兎は赤葦を気にして、調子悪いなら一回替わればと声をかけます。

木兎が言うまでもなく、梟谷ベンチからも選手交代の合図がありました。

自身の不調を重く感じている赤葦は謝ろうとしますが、それを遮って木兎は赤葦に問います。

この試合を〝絶対に負けられない戦い〟とか思っているんじゃないかと。

思っています。これで負ければ3年生はもう終わり。今のこのチームとも、スター木兎と一緒に試合することも、これで最後になってしまいます。

そんな赤葦の心中を察して、木兎はさらに問います。

「じゃあさ、今まで負けてもいい戦いはあった?」

言葉の出ない赤葦はベンチに下がり、静かに次を見据え始めました。

不調とはいえ赤葦に交代を提案した木兎を、チームメイトの木葉が「自分が調子良いからって」と責めます。

しかし木兎は「短時間で冷静に戻るよ」と赤葦を信じています。

「だって赤葦だもん。」

その言葉に、2人が培ってきた信頼関係が詰まっていますね。

ハイキュー!! 332話のネタバレ・感想

「ヘイヘイヘイ!!」が戻ってきた木兎の安心感といったらないですけど、想像以上にキレッキレで見事にエースとしてチームを引っ張り始めました。

チームが盛り上がっているのに自分だけノレない時の焦りったらないですよね。

そういう時、周りに何を言われても自分ではどうにも出来なかったりしますが、赤葦は木兎の言葉や梟谷チームへの思いを整理し、しっかり立ち直ると思います。

ハイキュー!! 333話の予想や考察

赤葦はすぐ戻ってくると思いますが、落ち着いた赤葦はこの後〝良い試合〟が出来そうですね。

それでもこのまま狢坂が押され続けるわけがないですから、さらにハイレベルな戦いへと昇華しそうです。