食戟のソーマ

294-295食戟のソーマネタバレ最新話あらすじ!真夏のケーキ!ソーマの対応力

ソーマvsサージェの対戦テーマは料理ではなくお菓子。

思わぬお題でもサージェは自分の兵装料理を見せつけ見たことのない調理器具の数々で見事に繊細なミルフィーユケーキを作ってみせました。

対するソーマが負けじと取り出したのはなんとアイスのスプーン?!

前回までの食戟のソーマのあらすじとネタバレはこちらです。

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この記事では 2019 年1月7日発売の週刊少年ジャンプ「食戟のソーマ」の最新話 第292話「真夏のクリスマス」のあらすじとネタバレ、感想や 295話の考察をご紹介しています。

食戟のソーマ最新話294話「真夏のクリスマス」のあらすじとネタバレ

ついにソーマが調理を開始。

豆腐や山芋などケーキを作るとは思えない素材の数々から、真夏に相応しいというケーキを作り上げました。

そのケーキの内容に審査員や観客も胸を打たれ、勝敗を付けがたい雰囲気。

しかしソーマには更にとっておきがあるようです。

決め手はコンビニ袋

サージェのチェーンソーに対して、ソーマが取り出したのはアイスのスプーン。(木製)

観客は驚愕し、サージェは「愚弄しているのか」とさすがに怒りを顕わにしますがもちろんソーマは真面目です。

足りない物をコンビニまで戻って買ってきたようで「この袋が俺の出すケーキの決め手になってくれる予定っす」と、何やら色々入ったコンビニ袋を飄々と掲げました。

〝真夏にぴったりなケーキ〟を作るつもりらしく、ようやく調理を開始しました。

サージェの光

見るからにふざけた態度で何の異能も無さそうなのに第三の門も通過してきたソーマに、謎は深まるばかり。

サージェは、未知の不安を払拭するように朝陽への想いを馳せます。

サージェにとって朝陽は、自身に最大の敗北を味わわせ、そして進むべき道を示唆してくれた人物。

どうやら2人の出会いは、朝陽の方から申し込んだ料理勝負だったようです。

勝負に勝った方が相手を好きにしていい、そういった条件の勝負に負けた屈辱のサージェに、勝者の朝陽が取った行動は〝勧誘〟でした。

朝陽はある目的のために配下となる有能な料理人を集めているところで、その野望のための手助けをしてくれないかとサージェに手を差し伸べたのです。

それはサージェに光が射した瞬間。安らげる場所がなくノワールをやっていたサージェに、朝陽の配下という居場所・やるべきことが出来たのです。

そしてあの朝陽が「幸平創真は取るに足りない雑魚」だと言っていました。

ソーマが勝つことなどあってはなりません。

ケーキ素材?

サージェの兵装料理にどう対抗するのか、さすがに今までソーマの調理を見てきた大泉たちも心配します。

サージェの繊細なメレンゲに対抗するためにソーマが取り出したのは〝豆乳と豆腐〟。それらにバナナやココアパウダーを混ぜてフードプロセッサーで攪拌。

そして〝山芋〟をコンビニ袋を使い握り潰し、ケーキ生地に混ぜ込みました。

観客が「本当にケーキを作っているんだよな」と疑問を感じるような素材ばかり。

そしてソーマはなんとスボンジを炭火で焼き始めました。

炭火で発生する遠赤外線がふんわりと生地を焼くということみたいですが、それは和食の職人が卵焼きなどで使う調理技法だそうです。

まさかケーキに応用してしまうとは!!と、審査員の執行官も感心する方法でソーマは調理を進めていきます。

対応力の原点

無理難題に対し次々とメニューを組み立てるソーマ。

しかもいつも意気揚々と向かうその姿を大泉たちは何度も見てきましたが、どうしてそんなことが出来るのか不思議でなりません。

ソーマの原点はもちろん実家の〝ゆきひら〟での日々。

ある日、まだ小学6年生のソーマに突然城一郎が新作メニュー一品を任せます。

まだ小6だぞと焦るソーマですが、出来ねーのか?という城一郎の挑発に「出来るっつの」と意地で請け負います。

そしてソーマはその無理難題に立ち向かうことになりました。仕入れ値・調理時間・調理方法など様々な要素を考慮しつつ目新しいメニューを出すために、一生懸命勉強したのです。

そしてある日は出前20人前を5分以内に調理しろという難題。

ある日は糖分を控えなければいけない常連客に、砂糖も乳製品も使わずに甘い物を作れという難題。

他にも城一郎は何度も何度もソーマに難題をぶつけましたが、その度にソーマは自分で考え乗り越えていき、いつしか「出来るっつの」の言葉に余裕が生まれていました。

ソーマのケーキ

そしてソーマの品が仕上がりました。

それはブッシュ・ド・ノエル。よく見る切り株みたいなケーキです。

例のアイススプーンを折り、そのギザギザで木目を施したそうです。参考になりますね。

そして一見普通のブッシュ・ド・ノエルですが、そのケーキの上には何故か花火玉が乗っています。

ひとまず実食を始めた審査員。シスターのような見た目の女性が美味しさで天に召されかけています。

サージェの品と違う点は〝サラリとしたほのかな甘み〟。

そのケーキは、砂糖も乳製品も使わず、素材が持つ甘みを引き出し作り上げられたケーキだったのです。

食べる人のために

何故わざわざ砂糖を使わず手間のかけた調理をしたのかと会場がザワつきます。

ソーマの答えは「品を楽しみに待っているのが〝今〟〝このテーブルの〟人たちだから」。

蒸し暑い夏場に味わうならサッパリしたケーキの方がいいだろうと、食べる人のために考えたメニューなのでした。その考えは観客の心を打った様子。

伯仲した実力だと悩む審査員にサージェは納得いきません。

しかしソーマの品には何やらまだありそうです。とっておきの花火が…。

食戟のソーマ295話のネタバレ・感想

無理難題を無理難題と思わず向き合い乗り越えてきたのは以前にも描写されたソーマの強みかと思いますが、その中で〝食べる人・状況への対応力〟も人並み以上に身についていました。

どんなお題に対しても自分の皿を出せる料理人もすごいですが、その時々の状況下で食べる人のためにメニューを組み立てられるソーマもすごいですよね。

相当な引き出しがないとなかなか出来ないことです。

食戟のソーマ296話の予想や考察

やはりソーマは追撃がありますよね。

勝ちが見えました。

花火は何でしょう。

楽しみです!