約束のネバーランド

128約束のネバーランドネタバレ最新話あらすじと感想129考察!エマの作戦始動

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この記事は2019年3月25日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話128話のあらすじとネタバレ、感想や129話の考察をご紹介しています。

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前回までの約束のネバーランドのあらすじとネタバレです。

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ムジカの存在が明らかになったことで、ムジカの存在を消そうとするノーマンと、ムジカは友達で友達の仲間も絶滅させたくないエマは、真っ向から対立してしまいます。

「鬼を絶滅させなければ、家族で笑える未来はない」

エマにとって、とてもつらい現実をノーマンに突きつけられて、エマはどんな行動に出るのでしょうか!

2人の対立を近くで見ていたレイは、なにか行動に移すのでしょうか!

約束のネバーランド128話最新話あらすじとネタバレ

「鬼を絶滅させなければ、家族で笑える未来はない」

家族も、仲間も、全食用児が笑って暮らせる未来を迎えるためにノーマンが考えた最善の方法が、鬼の絶滅で、最も安全に、最も確実に、全食用児を救える方法だと理解したうえで、それでも、自分の想いをエマはノーマンに伝えます。

「ノーマンは正しい!」

「でも、それは全部、確立の正しさでしょ!」

確実で効率的なことが、本当に正しいことなのかわからないと訴えるエマなのでした。

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エマが見つけた選択肢

 

鬼が敵だからという理由だけで、罪のない子どもたちまで全滅させる必要があるのか、どうしてもわからないと訴える、エマ。

絶滅させなくても、ムジカの一族の血を使えば、鬼は人を食べなくても人型を保つことができ退化の恐怖に怯えることはなくなる。

食用児が人間の世界で受け入れてもらえるかわからないのも確かだけれど、全く可能性がないわけじゃない。

「危険でも、わずかでも生き残る方法があるのなら、その道に賭けて進もうよ」

農園からの脱獄も確立と可能性だけで動いていたらできなかったことをあげ、ムジカを倒さなければならない未来なら、

「私は、もうきっと、笑えない」

ノーマンの作戦で食用児たちの楽園ができたとしても、自分は笑顔になれない、本当の想いを伝えたエマだったのでした。

 

エマの作戦

すでにギーラン卿と同盟を結び、動き始めているノーマンの鬼殲滅作戦。

それでも、絶対に鬼を絶滅させたくないと願うエマは、ノーマンにいくつか提案をしました。

鬼の王と五摂家を倒し、農園を解放するのはノーマンの計画通りで構わないけれど、王たちを完全に倒してしまわないで、王たちの血を使って、人を食べなくても退化しない鬼を増やす。

同時に、“七つの壁”を超えて鬼の頂点に君臨する特別な存在に会って、“約束”を結び直し、人間世界へ行くための道筋をつける。

そして、全ての鬼を退化しない体に変えて、全ての農園をなくしたら、全ての食用児で人間の世界へ渡る。

エマの作戦の提案を聞き、

「夢物語だね」

と一言で一掃するノーマン。

ノーマンの言葉に一瞬ひるんだエマも、ノーマンが“七つの壁”について、ラートリー家の資料にすら残っていない、謎だらけの場所だとしか知らないと知って、

「“七つの壁”への行き方は、この一年半で突き止めた」

と強気に出るエマ。

 

“七つの壁”への行き方と必要なものはすでに集めてあって、条件さえ揃えばもういつでも壁の向こうへ行けるはずだとノーマンに説明します。

それを聞いて驚くノーマンに、不安も口にするエマでしたが、“七つの壁”は謎だらけだから、自分が行って確かめてくると宣言し、“約束”を結び直して、戻って来られたら絶滅を考え直してほしいとノーマンの手を取って頼むエマ。

話の展開の早さについて行けず、戸惑うノーマンに、レイが“七つの壁”について現状わかっている2つのリスクを説明します。

入り口はわかっているけれど、出口を知らないこと。

七つの壁に入ったモノは、基本帰って来られないらしいこと。

それを聞いて今まで冷静に対応してきたノーマンも、声を荒げリスクだらけの場所にエマが行こうとしているのを止めに入ります。

それでも、鬼を絶滅させない選択肢を見つけたエマが止まることはありません。

もともと行くつもりだったし、1000年前初代ラートリーは帰ってきているのだから、帰る方法は必ずある、それに

「絶滅させたくないのは私だし、そのくらい自分で背負って確かめてくるよ」

リスクばかりだけれど、自分の願う未来を実現させるために、自ら“七つの壁”に向かうと宣言したエマなのでした。

ノーマンの分も、みんなで背負って

エマが大きなリスクを背負って、自分の命を賭け、“七つの壁”に行くことに、万一のことがあったらと、賛成できないノーマンを見て、エマがノーマンに感じていたことを伝えます。

「ノーマンの方がもっと背負ってる」

「一人で全部、神様みたいに」

「ねぇノーマン、神様になんかならなくていいんだよ」

ノーマンが本当に鬼を絶滅させたいと思っているのか、本当は辛いんじゃないか、本心を語らない今のノーマンが、グレイスフィールドから一人出て行ったノーマンと重なり、また一人で全部背負って遠くへ行ってしまうのはいやだと、ノーマンに抱きつくエマ。

エマの言葉を聞き、改めて自分を見つめ直したノーマンでしたが、エマの体を抱きしめることはなく、エマを自分から離して、もうどこにも行かないと宣言した後、それでも自分の計画を止める気はないと語るのでした。

しかし、ノーマンの計画で王家・五摂家を一掃する前にエマが戻って来れたら、その時初めてどうするか考えると、エマの主張も聞いてくれると約束してくれたノーマン。

ノーマン1人に重い荷物を背負わせない、もう二度とノーマンを一人で行かせたりしないために、絶対別の選択肢を見つけ出すと決め、レイと2人で“七つの壁”に向かい進み始めたのでした。

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約束のネバーランド128話の感想

なんとか、エマとノーマンの対立は和解しましたね!

エマの力技感は否めませんが、ノーマンもただの伝承だと思っていた、“七つの壁”についてエマやレイの方が情報を持っていたことが突破口になりました。

ノーマンの情報は、ラートリー家が持っている情報がもとになっているので、ラートリー家も知らない鬼の世界独自の取り決めや、1000年以上前の鬼の世界の成り立ちなどは、曖昧なのかもしれません。

ムジカもすでにいないことになっていましたし、鬼が人間に伝えるには都合の悪い情報はラートリー家にも伝わっていないのかもしれないですね!

そして今回、ノーマンの背負っているものの大きさにも目が向けられました。

人格が変わってしまうくらい頑張っているノーマンのことに気が付いていたエマとレイ、さすがです。

もともと一生命体を絶滅させるなんて大それたことを実行するには、それ相応の覚悟が必要で、命も賭けなくては太刀打ちできなくて、感情を殺していないと立っていられないくらいのプレッシャーがノーマンには常にかかっていたんですね。

みんなしっかりしすぎていて、子どもだってことを忘れてしまいます。

まだ鬼の絶滅がなくなったわけではありませんが、ちょっと光が見えてきて、一安心です。

約束のネバーランド129話の予想

129話では、さっそく“七つの壁”に向かうレイとエマが描かれると思います。

久々に、アジトの外に出てシェルターにいた頃から続けていた、クヴィティダラの旅が再会し、“七つの壁”の入り口へ向かうのではないでしょうか。

“七つの壁”の現状わかっている2つのリスク、入り口はわかっているけれど出口はわからないこと、入ったら基本出てこられないこと、これらをクリアしないと“七つの壁”の向こうへ行って約束を結び直したところで、ノーマンの計画は止められません。

一刻も早く“七つの壁”ミッションをクリアして、ノーマンの重荷を下ろさせてあげたいと願うばかりです。