約束のネバーランド

約束のネバーランドネタバレ最新話112-113感想と考察~子供の弱点克服は?

この記事では2018年11月19日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話112話のあらすじとネタバレ、感想や112話の考察をご紹介しています。

前回111話では、敵の生き残りアンドリューとエマたち食用児との攻防が描かれました。シェルターの様子を見に行ったメンバーは全員捕まり、すでに3人はやられてしまっていて、助けに行ったメンバーも何人かやられてしまいました。

そこで明らかになった、優しい子どもたちであるが故の「人が撃てない」というエマたちの弱点。そこをどう克服し、アンドリューを倒し、捕まっているドミニクとアリシアを救い出すことができたのか、112話、最後までご覧ください。

約束のネバーランドネタバレ112最新話アンドリューの倒し方

重傷を負いながらも、子どもたちを的確に狙い、倒していくアンドリュー。

アリシアを人質に取られ、エマたちもアンドリューに銃口を向け、アンドリューを取り囲みます。

しかし、「人が撃てない」と言われ、少なからず動揺し、嘲笑われながらも決断の時は迫っていました。

パン、パパンと無数の銃声が鳴り響き、アンドリューが体制を崩すと、すかさずエマたちが囚われていたアリシアと倒れていたドミニクに駆け寄ります。

アンドリューを撃ったのは、ユウゴとルーカスに銃の手ほどきを受けていた、ルーカスでした。

気配を絶って、アンドリューの手、肩の関節を正確に狙い撃ち抜き、アンドリューにとどめを刺すことなく、アリシアとドミニクを助ける方法を見出したのです。

アンドリューは突然のことに驚きながらも、ドミニクにとどめを刺そうと駆け寄ります。

その様子を見て、とどめを刺す覚悟を決めたレイが銃の引き金を引こうとしたその時!

アンドリューの後ろに突如野生の無知性鬼が現れ、間一髪エマがドミニクを救い出し、アンドリューは無知性鬼に食べられ、アンドリューとの戦いは幕を閉じたのでした。

さらなる追手

地下に戻ると、アンドリューに聞かされた、ユウゴとルーカスが旅だったことについて、地下に残っていた子どもたちにも知らされ、今まで我慢していた涙があふれ出し、「今だけは」とみんなで悲しみにひたるのでした。

外では、何かを見つけた様子のレイが一羽のフクロウを射落とします。

それは、フクロウの皮をかぶせたカメラでした。

敵がシェルターの中にいた子どもたちに気づかれずにシェルターまで来られたのも、避難した地下の近くにアンドリューが現れたのも、フクロウ型のカメラを使って、子どもたちの様子をうかがっていたからだったのです。

フクロウ型カメラでずっと尾行されていたことに気が付き、「ここもダメだ、すぐに捨てるぞ」と、敵のカメラがもっとある可能性や、敵の本陣ラートリー家に今いる場所がバレている可能性があることを理由に、できるだけ早い拠点の移動をレイは提案したのでした。

安息の生活を手に入れるために

レイの提案を聞いて、拠点の移動理由は理解できるものの行き先が決まっていないことに不安を覚える子どもたちでしたが、そこでオリバーとエマがシェルターでルーカスが最後に受けていた電話の話を始めます。

ミネルヴァさんが生きている可能性があること、ミネルヴァさん本人でなくても生き残った支援者や味方がいるという事実に希望を感じたのと同時に、また知らない土地へ旅を続けなければいけないことに不安も感じ

「俺たちに安息の生活はないのか」

と子どもたちのほとんどが落ち込んでしまいます。

それでもエマは、仲間を奮起させるために話を続けます。

安息の生活を手に入れるために自分たちは戦っているのだと。

農園に残してきた仲間との約束のした期限まであと2ヵ月、それまでに世界を変えるのだと。

そのために、希望があるのならどこへでも、何度でも、みんなでこの呼びかけの場所へ行こうと。

亡くした仲間の分まで、自分たちがやるのだと。

エマたちが決意を固める一方で、シェルターに最後の連絡をしたと思われる人物、ジェイムズも行動を始めるのでした。

約束のネバーランド112話の感想

アンドリューとの攻防が長く続くのかと思いきや、意外と早く決着がつきましたね。

人を撃てない(致命傷を与えられない)という弱点がありながらも、オリバーの的確な射撃で捕まっていたアリシアとドミニクを助け出すきっかけを造り、最後は幸運にも野生の鬼が現れて生き残ったみんなは逃げきることができました。

個人的に、誰かが銃でとどめを刺すという倒し方じゃなくて安心しました。ユウゴとルーカスの想いも裏切る事なく決着がついて良かったです。

今までの話にも時々出てきていたフクロウが、監視カメラだったことにも驚きました。なんとなく、フクロウはミネルヴァさんが農園の本に残していたマークだったこともあって、いい兆候なんじゃないかと思っていたのに、完全に騙されました。

前に支援者らしき人物がフクロウをいじってるような描写があったような気がするんですが、気のせいだったんでしょうか。

フクロウカメラを利用していたのは、敵と味方、両方だったとか?

また、最後に出てきたジェイムズさん、味方だといいなと願うばかりです。

約束のネバーランド113話の予想

113話では、シェルターにかかってきた最後の電話にあった座標の地を目指して移動を始めるのではないでしょうか。

それと、最期にちょっと出てきたジェイムズさんについてもう少し情報があるとうれしいなと思います。

また、今ちょうどいい区切りなので、私の希望ですが、ノーマンの今についても描いてほしいなと思ってしまいます。

謎のままになっているラムダ7214、最近出てこなくなっちゃったアダムについても気になるばかりです。