この記事は2019年4月22日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話132話のあらすじとネタバレ、感想や133話の考察をご紹介しています。
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七つの壁の入り口にある扉を開けたエマとレイ。
扉の向こう側にあったものとは一体何だったのでしょうか。
一方、2047年11月、鬼たちも動き始めていました。
王のもとに集められた五摂家の面々。
鬼たちは一体何を始めるつもりなのでしょうか?
前回までの約束のネバーランドのあらすじとネタバレです。
約束のネバーランドネタバレ132話最新話あらすじと感想
鬼の女王レグラヴァリマの前に集められた、五摂家のイヴェルク公、バイヨン卿、ドッザ卿、ノウム卿、プポ卿。
食用児の農園が次々と襲われ、人肉不足が生じ、局地的に鬼たちの不満が高まっており、何とか他の農園から人肉を回すなど手を打っているものの追いつかず、兵による鎮圧も必要になるほどの状況にあるといいます。
特に、ノウム卿とバイヨン卿の領地の被害が大きいようですが、問題はそこではないと話すバイヨン卿。
問題は、公には伏せているものの、ラムダやその系列農園がすでに複数破壊されていることにあると女王に申し出ました。
ラムダやその系列農園の損害は、王家も馬鹿にできないほどになっているのではないかというのです。
「左様、しかし真にゆゆしきはその手口の完璧さにある」
と女王は答えます。
まるで、内部・警備を知り尽くしているかのように手落ちがなく、あえて知能の高いラムダやその系列農園を襲っていることから考えて、新手の盗難賊徒であることは間違いなく、賊が奪った人肉も食べているとしたら、
「それはもはや、下等愚民の知・力ではない」
「我らに仇なす、一大勢力――――か」
ドッザ卿の言葉に息を飲む、五摂家の面々。
「げに、ゆゆしき」
女王は、ただならぬ事態が起こっていると判断し、鬼の全軍から誅伐隊を組織し、儀祭(ティファリ)までにこの事態の片をつけると命令したのでした。
ノーマンの目論見
王都で、女王の命により誅伐軍が組織されたのは、王都を監視していたジンにもすぐ伝わり、ノーマンのもとにもすぐに伝わりました。
その時、ノーマンと腹心たち(ヴィンセント、ザジ、シスロ、バーバラ)は共に執務室に集まっていました。
「計画通りだ」
ノーマンは、自分たちが農園を襲えば、民の不満が高まり、王政はその対策と賊徒討伐に動き出すことも想定済みで、邪魔だった王たちの強大な数の兵を分断することができ、計画は想定通りに進んでいるといいます。
鬼たちは農園を襲った賊を追っているけれど、ラムダもその他の農園も襲ったのは全て鬼の仕業だと思っているから、ノーマンたち食用児にすぐ辿り着くことはないと得意げに語るヴィンセント。
ラムダを壊すとき支援者のスミーがそう細工してくれたからだとノーマンも続けます。
ノーマンたちが襲った農園などの位置から、鬼たちは賊のアジトを絞り込んでいるけれど、それもノーマンが策を重ね、鬼たちを誘い込むための場所であり、本当のアジトの場所が敵に割れることはないというのでした。
決行は8日後
鬼たちが組織した最大限の兵は、ノーマンたち食用児に辿り着くことなく偽のアジトに誘導され、王家・五摂家が王都に一堂に会する祭事、儀祭(ティファリ)の警備は、例になく手薄になると予想し、作戦の決行日をノーマンが宣言しました。
決行は8日後、儀祭(ティファリ)の最中、王・貴族を倒すと。
ノーマンの言葉を聞き、顔を上げ、笑みを浮かべるバーバラとシスロ。
「さあ、ゲームスタートだ」
「次の一手を指そう」
ノーマンが次の段階へ計画を進めようとすると、
「あとはあれだ、“邪血”の問題をどうするか」
ヴィンセントが言うと部屋の空気がピンと張りつめます。
“邪血の少女”の一族が存在していると、ノーマンたちの計画は成就しないというのです。
「どうするんだ・・・?ボス」
不安そうに聞くシスロに、顔を伏せながらも
「もちろん、すでに考えてある」
とノーマンは答えたのでした。
その頃、アジトにあるエマの仲間たちの宿舎には、ハヤトが訪ねて来ていました。
「ドンさん!ギルダさん!ボスがお呼びです!」
突然のノーマンからの呼び出しに驚く、ドンとギルダだったのでした。
七つの壁の扉を開けた先には
一方、七つの壁に向かい、入り口の扉を開けたエマとレイは、驚いた様子で立ち尽くしていました。
武器を持ち、周りに警戒しながらも、今自分たちがいる場所が信じられず、今の状況を確認し合う二人。
七つの壁に向かい、入り口の扉を開けて入った場所、扉の先、六つの塔の天井絵では真っ黒だった場所。
「じゃあ、あれは何だ」
尋ねるレイに、
「わかんない・・・どういう・・・こと?」
動揺を隠せないエマ。
七つの壁の入り口、扉を開けた先には、エマとレイが暮らし、脱獄した場所、グレイスフィールドハウスが建っていたのでした。
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約束のネバーランド132話の感想
前回、鬼サイドの話に切り替わって終わってしまったので今回も鬼中心に話が進んでいくのかと思いきや、しっかりノーマンたちや扉の先のことにまで触れられていて感動です!
七つの壁の入り口である扉を開けた先にあったのは、グレイスフィールドハウス・・・。
現在のハウスにエマとレイは思いがけず辿り着いたのでしょうか。
確か、以前の話でハウスにも人間の世界へつながる通路があるとわかっていたので、それと関係してくるのでしょうか。
また、謎が増えましたね・・・。
一方、鬼たちも動き始めましたが、これもノーマンの計画通りで、ノーマンの手の上で鬼たちも動かされている感じです。
ノーマンの計画に抜かりなしですね!
想定外だった、邪血の少女の一族の生き残り、ムジカとソンジュは、ドンとギルダに何かやらせるつもりなのでしょうか。
気が進まないような顔をしていましたが、ムジカとソンジュ対策にドンとギルダも使って、策を成就させるために必死なのが伝わってきました。
王と貴族を倒す日が8日後に決まり、エマとレイのタイムリミットも明確になりましたね!
グレイスフィールドハウスも気になりますが、エマとレイには早く帰ってきてほしいと願うばかりです。
約束のネバーランド133話の予想
次回は、エマとレイの七つの壁サイドの話が描かれると思われます!
入り口の扉を開けた先にあった、グレイスフィールドハウスは、現在のハウスなのでしょうか?
空間を移動してきているので、過去だったり、未来だったり、パラレルワールドだったり、とかも考えられそうですよね。
現在のハウスなのであれば、イザベラや残してきたフィルを始めとする子どもたちのその後も気になります!
また、六つの塔の天井絵では黒く塗りつぶされていたことから、入り口の扉を通った人物によってつながっている場所が違うというのも考えられますよね。
単純に考えると壁が七つあって、一つ一つ扉を開けて進んでいくのだとしたら、エマとレイも一つ目の扉の先にあったのがグレイスフィールドハウスで、ハウスのどこかにまた別の扉があって次の世界へ進んでいくのでしょうか?
壁については、まだまだわからないことだらけですね。
ノーマンの計画が順調に進む中、無事エマとレイは戻って来られるのでしょうか。
一方、ムジカとソンジュの件でドンとギルダを呼び出したノーマン。
エマとレイの七つの壁サイドはもちろんですが、ノーマンの動きにも注目です!