無惨を圧倒した縁壱。
しかし撃破寸前、無惨に爆散・逃走されてしまいました。
縁壱は無惨を逃した罪・珠世を逃がした罪・そして兄が鬼となった罪により鬼殺隊を追放されてしまいます。
縁壱は己の才が無惨を倒すために生まれ持ってきたと確信しつつも、唯一のチャンスを逃してしまったことに責任を感じ、その行き場のない気持ちを炭吉に打ち明け涙するのでした。
縁壱の想いを知った炭治郎は―!?
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この記事では 2019年12月23日発売の週刊少年ジャンプ「鬼滅の刃」の最新話 第188話「悲痛な恋情」のあらすじとネタバレ、感想や 189話の考察をご紹介しています。
鬼滅の刃最新話188ネタバレ「悲痛な恋情」のあらすじと感想
無惨との戦いで蜜璃ちゃんが負傷・退場。
蜜璃を安全な場所に移した伊黒は再び戦場へ。
蜜璃ちゃんへの想いとともに、ついに伊黒の過去が明かされる!!
蜜璃ちゃん脱落
時は現在へ。
無惨が全方位に向けて凄まじい攻撃を繰り出しています。
それは悲鳴嶼をもってしても透けて感じることの出来ないほど恐ろしい速度。
悲鳴嶼の盾にもなれないと感じている伊黒。「すぐに俺も動けなくなる…くそ!」と焦りながら懸命に無惨の攻撃を凌いでいます。
心中は同じか、義勇と実弥も無惨の攻撃に集中している様子。
しかし中でも蜜璃ちゃんが激しく攻撃を受けていました。
「全然見えない!運よく勘で避けれてるだけ」
自分が最も先に潰れることを予期し、役に立てていないと感じる蜜璃ちゃんは捨て身で突っ込むしかないと考えます。
無惨の動きを止めるためには斬りかかるよりも間合いを詰めて羽交い絞めした方がもしかしたら…
そんなことを考えていた最中、ふと無惨の方へ引っ張られる感覚が蜜璃ちゃんを襲います。
そう感じた瞬間には蜜璃ちゃんはガッツリ左肩をやられていました。
「なんだあの技は!?甘露寺は攻撃を避けたはず…!」驚いている悲鳴嶼。
伊黒がすぐに蜜璃ちゃんへ駆け寄ります。
そこを狙おうとする無惨でしたが、すかさず悲鳴嶼・実弥・義勇が阻止!
3人での緊迫の攻防へ。
「手当てを頼む!」
伊黒が蜜璃ちゃんを近くの隊士の元へ連れて行き、愈史郎の元に連れて行けと指示しました。
「待って…私まだ…戦える…」
役に立っていないと感じる蜜璃ちゃんは目を見開き「このままじゃ死ねない」とアピール。
伊黒は「もういい。十分やった」と声を掛け、隊士に後を託しました。
「伊黒さん嫌だ!死なないで!!」
もう誰にも死んでほしくないと泣く蜜璃ちゃんの叫びを背に乗せ、伊黒は再び戦場へと戻ります。

伊黒の過去と鬼
鬼がこの世に存在しなければ一体どれほどの人が死なずに済んだのか。
伊黒はそんなことを考えながら、“もし君と何気ない日常で出会うことができていたら”と蜜璃ちゃんへの想いを馳せます。
「いや、無理だな俺は」
そんな“もし”を即刻否定する伊黒。
「まず一度死んでから汚い血が流れる肉体ごと取り替えなければ、君の傍らにいることすら憚られる」
オッドアイで悲しそうな表情を浮かべる伊黒。
口を隠すように巻いていた包帯が取れています。
なんとずっと隠されていたその口は、耳元まで大きく裂けていたのでした。
傍にいることを躊躇うその理由を心中で蜜璃に語ります。
『俺は人を殺して私腹を肥やす汚い血族の人間なんだよ』
どうやら強奪した金で無駄な贅沢をしているような一族だったようで、業突く張りで見栄っ張りの醜い一族だと伊黒はかなり嫌悪しているようでした。
そして女ばかり生まれる家。
370年振りに生まれたという男児の伊黒は生まれた時から座敷牢に入れられ、猫なで声の女性たちにそれぞれ毎日毎日足の踏み場が無くなるほど食べ物を持ってこられていました。
座敷牢は夜になると何か巨大なものが這い回る不気味な音がしており、伊黒少年はその何かの視線を感じながら夜な夜なじっと耐える日々を送っていました。
12歳になった伊黒少年は座敷牢から引きずり出されます。
伊黒少年は初めて煌びやかでゴテゴテした豪華な部屋に連れられるのですが、そこに御神体のように鎮座していた者を目にしました。
それは下肢が蛇のような女の鬼。
伊黒少年は、座敷牢を夜な夜な這いずり回っていた者の正体を察しました。
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伊黒の決意
伊黒一族の秘密。
それはこの蛇鬼女が人を殺して奪った金品で生計を立てていたこと。
代わりに赤ん坊が大好物だというこの蛇鬼に自分たちが生んだ赤ん坊を生贄として捧げていたのですが、伊黒は珍しく男児でしかも珍しい目をしていたためにこの鬼に気に入られ、成長して量が増えるまで生かされていたのでした。
「小さいねぇ小さいねぇ。やっぱりもう少し大きくなってからにしようかねぇ」
という蛇鬼女のために伊黒少年はさらに生かされることとなり、容姿を揃えたいという彼女の要望に応えるために口を切り裂かれ、溢れ落ちる血は蛇鬼に差し出されました。
座敷牢に戻された伊黒少年は、逃げ生きることだけを考え、盗んだ簪で木の格子を削り始めます。
毎日毎日神経を削りながら作業を行う伊黒の元に迷い込んできたのが、いつも首にいるあの白蛇でした。
鏑丸と名付けたその蛇だけが、伊黒が唯一信用できる生き物でした。
生まれ変わったら
そして伊黒はついに鏑丸とともに座敷牢を逃げ出します。
途中で蛇鬼女に追いつかれましたが、寸でのところで炎柱に助けられました。
炎柱は伊黒と生き残った従姉妹を引き合わせてくれましたが、彼女は「あんたが逃げたせいで!大人しく食われてりゃ良かったのに!」と酷く罵るのみ。
伊黒は深く傷つきますが、逃げれば親族がどうなるか分かっていながらも彼は逃げたかったのです。生きたかったのです。
『屑の一族に生まれた俺もまた屑だ』
そんな深い業を背負った伊黒は普通の人生を諦め、鬼殺隊の道へ。
やり場のない思いを全て鬼にぶつけ、命がけで誰かを助けると自分が少しだけ“いいもの”に成れたような気がしました。
それでも伊黒は恨みがましい目をした一族の幻影にずっと縛られていました。
『無惨を倒して死にたい。どうかそれで俺の汚い血が浄化されるよう願う』
そんな思いで伊黒は無惨との戦いに挑んでいたのでした。
“鬼のいない平和な世界でもう一度人間に生まれ変わったら”
今度は未来への“もし”を考える伊黒。
『今度は必ず君に好きだと伝える』
蜜璃ちゃんの笑顔に想いを馳せて―。
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鬼滅の刃188話のネタバレ・感想
皆が気になっていた伊黒の過去がついに描かれました。
こちらもまたまたエグい話でしたね…。12年監禁の上、口を裂かれ、食べられることを知った上でまた監禁とは…。
蜜璃ちゃんの真っ直ぐで眩しい笑顔は本当に伊黒の心に響いたでしょう。
だからこそ今生きて想いを伝えて欲しいと願うばかりですが、自分の出生を背負い“もし生まれ変わったら”と今の生を切り捨てていることが悲しく、「死なないで」という蜜璃ちゃんの願いに反していることも切ないですね。
鬼滅の刃189話の予想や考察
ということで次回は完全に死亡フラグを立てた伊黒決死のターンでしょうか。
痣を出すのか生き延びるのか様々なパターンが考えられますが、ハッピーエンドが期待できないのがこの作品の怖さですね…。
激しく無惨の攻撃を受けた蜜璃ちゃんの容態も気になります。
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ハラハラしながら年越しへ。