梟谷vs狢坂が開始され、全国で三本の指に入ると言われる桐生の強烈なスパイクが決まりました。その「高さとパワー」を備える超高校級エース桐生の芯にある強さとは?!
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この記事では 2018 年12月3日発売の週刊少年ジャンプ「ハイキュー!!」の最新話 第329話「全国三大エース」 のあらすじとネタバレ、感想や 330話の考察をご紹介しています。
ハイキュー!!329話「全国三大エース」のあらすじとネタバレ
桐生の強烈なスパイク、変な打ち方、強引な点の獲り方は、かつての不甲斐ない自分を乗り越え、味方の期待を裏切らない〝エース〟で在るという強い意志の表れ。
対し木兎も色々と絶好調!!
桐生の打ち方
桐生の強烈なスパイクが決まり、狢坂がリードします。
その圧巻のパワーはもちろん「何気にジャンプもすごい」と研磨も感心した様子。
黒尾が言うには、狢坂はフィジカルトレーニングに力を入れているみたいです。
音駒陣は桐生のその打ち方にも注目。
桐生は利き腕に出来るだけ体重を乗せる打ち方を意識しているため、スパイクを打つ時に普通より左に傾いているのだと、山本が語ります。
それは、コースを打ち分けるというより〝ブッ放す〟系のパワー重視型。
そんなの受けたら腕ハジケんじゃん、とビビる研磨の想像で腕が弾けてるのは山本です(笑)
「高さとパワー」だけでもおっかないが、桐生はそれだけじゃないと黒尾が推測します。
期待されるエース
中学2年時代の桐生の回想。(まだ坊主ではないです)
全国大会で初の二回戦突破したところ。
桐生のおかげだとチームは盛り上がります。
期待が集まる桐生は「ストレート勝ちで優勝しちゃる」と胸を張りますが、プレッシャーからか実際は夜眠れない様子。
そんな桐生を見つけたチームメイトに、桐生八は日本一のエースだから大丈夫だと言われ、笑顔になります。
ウシワカというエース
翌日、会場にウシワカの姿を見つけた宮兄弟が「オーラある~」と騒いでいます。
相変わらず賑やかな2人の言い合いの中に、総合的には桐生の方が上だという言葉が聞こえちゃってる桐生がなかなか可愛いです。
試合では、桐生もウシワカもトスが集まるエースなので、2人とも執拗にマークされていました。
各々の試合で桐生にもウシワカにも確実にブロックが立ちはだかり、2人とも苦戦します。
それでも打ち続け、点を決めていくウシワカ。
反して桐生は追い詰められ、最後には仲間に託されたトスに「打てる、決めろ、打てる!!」と思いながらも体が動かず…ただ相手にチャンスボールを返してしまいます。
エース桐生が打てずにチームは敗北。
どんな状況でも「エース」だったウシワカ。
対し、皆から期待されていたにも関わらず逃げてしまった自分は何なのかと自問する桐生に、自分たちは桐生に頼りすぎていたと謝るチームメイト。
何で謝るんだ、悪いのはエースとしていられなかった自分なのに…という気持ちがあったのでしょう。謝らないで欲しいと願う桐生には大粒の涙が。
「全部呼ぶけん。全部打つけん」と誓う桐生はそこから変わりました。
変わるために掴んだ力
そして今の桐生。低いトスでもしっかり決めています!!
そういった、打ちやすい球じゃなくても、どんな球も得点に変えて見せる桐生は
〝悪球打ちの桐生〟
と呼ばれる大エースとなっていました。
後ろから上がってくる球やネットに近い・遠いの難しい球、どんな球にも合わせ、パワーを変えずに打ち込むという、器用さと強引さを併せ持ったスタイル。
いかなる球も得点にしてみせるその強さは、全部打つと誓った覚悟の強さでした。
その強さは紛れもなく〝エース〟!!
こちらも何でも得点に繋げるエース
どんな球でも打ち込む桐生の強烈なスパイクは木兎の方向へ。
前に出すぎてアンダーでもオーバーでも対応出来ないと判断した木兎は、
「ン゙ン゙ーーーッ!!」
と胸で受けます。凛々しい顔してます(笑)
驚く一同をよそに、元気に「ナイスレシーブ!!」という木兎。
「自分で言った」と驚く(引いてる)梟谷で笑わせられ、今週は終了です。
ハイキュー!! 329話のネタバレ・感想
前回のスパイクを見てウシワカと同じような強さだなと思ってしまいましたが、ナチュラルに強いウシワカと比べると、桐生は恐らく元々の精神が弱めで、それを味方の期待に必ず応えるという強い気持ちで補っているタイプなので、だいぶ好感が持ててきました。
最後木兎に全部持っていかれましたけどね(笑)
ブロックに捕まり折れるというのは旭に通じる所がありますが、仲間への信頼で乗り越えた旭に対して、桐生は仲間への期待に応えるという自らの気迫で乗り越えた感じですかね。
ハイキュー!! 330話の予想や考察
桐生の過去が判明しましたが、これはなかなか堅い強さですよね。
狢坂は、どんな球でも打ち込むというその桐生の強みを、臼利が巧みに利用していく感じですかね。
対する梟谷も木兎が絶好調ですから、どんな動きをするかわからない彼を中心に、赤葦がどう組み立てていくのか楽しみです。