前回は、短いインターバルの間でそれぞれがそれぞれの結果を受け止め、前を見ている様子が描かれました。

〝勝ちに夢中になれる〟者たちは、さらなる勝ちを望み準々決勝へと進みます。
そしてついに高校バレー界トップのエーススパイカー対決、梟谷vs狢坂が開幕!!
この記事では 2018 年11月26日発売の週刊少年ジャンプ「ハイキュー!!」の最新話 第328話「負けられない戦い」 のあらすじとネタバレ、感想や 329話の考察をご紹介しています。
ハイキュー328話ネタバレとあらすじ「負けられない戦い」
準々決勝、東京第2代表梟谷高校vs大分県代表狢坂高校の試合が開始。
木兎は元気ですが、出だしは狢坂がリード。
試合中の赤葦・観戦中の研磨など、くせ者セッターだけがなにやら気づく。
狢坂セッター臼利は要注意人物?!
1本の指に入るエース
準々決勝が始まる会場内、音駒の面々も見守っています。
注目はやはり両チームが擁するエーススパイカー、
狢坂の桐生は、中学最優秀選手にも選ばれたこともある注目度の高い選手。
梟谷の木兎は調子にムラがあるが、爆発力がある選手。
と、実況が紹介し、視聴者の期待を煽っていきます。
木兎は今まで戦ってきたライバルたちの姿を思い出し「ぜんぶ勝つ」という意志を固くします。
会場の熱気も高まり、選手の空気も試合に向けて張り詰め始めた頃、3本の指に入ると言われるエーススパイカー桐生との試合を前に木兎は思い出していました。
合同合宿の際、音駒の黒尾が烏野の月島に、木兎のことを「全国で5本の指に入るエースだ」と紹介、一緒にいた赤葦も「3本にはギリ入れないですかね」と言っていたことを。
全国で5本の指に入るなんてそれだけでもすごいと思いますが、本人にとっては悔しいでしょうね。
でも木兎の次元はそこにはなかった!!
木兎は「んぬっふっふっ」と突然笑い出すと「3本だの5本だの…多いわ!!!」と叫びます。
突然の木兎の大声に、相手の狢坂は「??」味方も皆「??」。
そんな「??」を集めた木兎は、人差し指のみを伸ばした右手を高らかに上げて大きな声でこう言うのです。
「俺は、1本の指に入るエースだ!!!!」
今度は会場中が「?」。報道陣も観客もスタッフも他のチームも。
会場全体がざわざわする中、梟谷はいつも通りの木兎に「木兎語だろ」とか適当ですが。
木兎は満足そうです。
その頃の弟子
狢坂高校(9年連続30回目) vs
梟谷高校(7年連続28回目) 試合開始です!!
出場回数見てビビりました。
今まで烏野とワイワイやってやってるのを見てきたから身近に感じてたけど、そういえば普通にすごいんですよね梟谷。全国常連の強豪校です。
試合が始まった様子に気づくアップ中の烏野。
日向は、アップしなきゃという気持ちと、師匠(木兎)の試合が見たい気持ちでサカサカサカサカ動いています。山口に「両方は無理だから」とツッコまれますけど(笑)
狢坂は「木兎に打たさねー」くらいでいけという監督の指示。
桐生と木兎に注目が集まるとわかっているこの試合、梟谷も考えていることが同じなのか、木兎が「受けて立ァーつ!!」と高らかに言っています。
赤葦の初手
狢坂・臼利のサーブで試合が始まりました。木葉が受けたレシーブは綺麗にセッター赤葦へと返ります。
木兎はいつになく好調だから1発目を託して勢いに乗りたいしいつもならそうするが、相手もそれを警戒してるはず…だからこそそれを利用しようと赤葦は考えます。
そして、木兎ではなく尾長にトス。
しかしそこには3枚ものブロックが!!これはコミット、つまり相手の出方を予想していたということです!!
皆が驚く中、ボールはそのブロックに完璧に跳ね返され、梟谷は最初の得点を狢坂に獲られてしまいます。
ちなみにこの時の木兎の顔がとても面白いです。
ナイスブロックと喜ぶ狢坂そして臼利の顔。
考えすぎたと反省する赤葦ですが、その考え自体に木兎は感心していた様子。「さすが準々の決の勝だぜ」とまたしても木兎語ですが、まあ前向きということですね。
全国三大エース
狢坂・臼利2回目サーブは攻めましたがアウト。
代わって梟谷・尾長のサーブは、桐生からしっかりと臼利に返ります。
こちらは誰を使うかというところ、迷いなく桐生にあげ、梟谷もブロック3枚で対応しますが、そこを強烈に貫いて決めます。
実況「ブロックを物ともしない!!これぞ三大エース!!」
赤葦と音駒セッター研磨は臼利が気になっている様子。
ハイキュー 328話のネタバレ・感想
やはり木兎が良いですね。独特の言葉や感情で自分や周りを鼓舞しているのが本当に好きです。
今のところ元気ですが、臼利が厄介そうなので今後の調子が心配です。
ハイキュー!! 329話の予想や考察
赤葦が頭を使い木兎ではなく尾長を使って、しかもそれを完全に読まれました。
対して臼利は迷いなく桐生に上げ、桐生が強烈に決めていますからね。
警戒されていても止められない桐生の力と、それに対する信頼を見せつけられました。
3本の指に入る男と入らない男の違いや活かし方の違いを見せていくような感じになるのでしょうか。
桐生はもちろんすごいなと思いましたが、今の時点の感想としては読者的にはウシワカの威圧感とあまり変わらないので、やはり今回の注目ポイントは臼利ということになりそうです。