前回120話では、鬼の正体が、食べることによって遺伝情報を書き替えることのできる生物で、人間を食べ続けなければ高い知能を持つ続けることも難しく、人間を食べられなくなれば、高い知能を持った個体も野生の鬼のようになってしまうという弱点も判明しました。
そして、ノーマンの目的はラムダ7214の人体実験で生まれた副産物、イレギュラーを使って農園をすべて破壊し、鬼を絶滅させ、鬼の世界を食用児たちの楽園にすることだとわかりました。
ノーマンの話を聞き、エマたちはどんな反応を見せるのでしょうか?121話をご覧ください。
前回までの約束のネバーランドをまだ読んでいない方はこちらにまとめています。
この記事は2019年2月4日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話121話のあらすじとネタバレ、感想や122話の考察をご紹介しています。
約束のネバーランド121話最新話あらすじとネタバレ
グレイスフィールドでエマが夢見た世界を実現するために動き始めたノーマン。
ノーマンの「鬼をせん滅し、鬼の世界に食用児たちの楽園を築く計画」を聞き、目を輝かせ喜ぶ仲間たちでしたが、エマは一人唖然としていました。
そんなエマをよそに、農園を潰して鬼を弱らせ倒すノーマンの計画に次々と賛同していきます。
鬼の世界を鬼のいない世界にできるのなら、状況のわからない人間の世界へ行って食用児が受け入れられないかもしれないという不安もなく、『鬼に食べられる』という恐怖に怯えずに済むと、口々に話します。
「けど、“七つの壁”は?」
「鬼に追われない世界にするために今“七つの壁”を目指してきたんじゃ…」
という言葉も、もし鬼をなくす方法があるのなら、リスクや条件がある“七つの壁”よりも、その方が確実だと、ドンとレイに諭され、何かに気付いたようにエマに話しかける子どもたち。
「よかったね!エマ」
「全食用児、助かるよ」
「食用児なんていない世界をつくれるよ」
その言葉を聞いて何かに気付いた様子のエマ。
鬼のいない世界をつくることができれば、みんな笑って生活できる。
ラートリー家も一緒に倒してくれる。
期待に胸を膨らませる子どもたちをよそに、エマは想いの違いを感じています。
「よかったぁ」
ギルダもノーマンの考えに賛同したのだと、驚くエマでしたが、「これでもうエマに無茶させずに済む」という言葉に、はっとします。
ずっと一人でみんなを引っ張ってくれたエマのことを思って、これでエマの負担が減ると喜んでくれていたのです。
仲間たちの想いに気付き、ノーマンのやり方や目指す未来が自分が目指す未来とは違うと感じ戸惑っていたエマでしたが、迷うなと自分に言い聞かせ、仲間たちと共に喜び、抱きしめあいました。
しかし、そんなエマの心境に気付き、視線を送るレイなのでした。
ノーマンはノーマン
ノーマンからの話はひとまず終わり、「ゆっくり休んで」と用意してくれた部屋に案内してくれるというノーマン。
普段部屋にこもっているというノーマンがアジトを歩く姿を見て、ざわつくアジトの子どもたち。
ノーマンが用意してくれたという部屋は、一軒の大きな家そのもので、ふかふかのベッドやお風呂、キッチンと大きなリビング、きれいなトイレも完備されていました。
今まで、外での生活を余儀なくされていた仲間たちは、感動のあまり、ノーマンに頭が上がりません。
どんどんハヤトたちのようにノーマンを神のように崇め、腰が低くなっていく仲間たち。
その様子を見ていた年少の子どもたちがノーマンに問いかけます。
「ノーマンは“ボス”…なんだよね?」
今のノーマンのすごさを目の当たりにして、ハヤトたちにとってのボスで、W・ミネルヴァを名乗っているノーマンがとても遠い人になってしまったようで、何て呼べばいい?と訪ねます。
少し考えたノーマンは、大勢の前では「ボス」の方がいい時もあるし、ハヤトたちにとってはW・ミネルヴァだし、と前置きして、
「でも僕はノーマンだよ」
と優しく笑いかけます。
「どれだけ立場が変わっても、たとえハウスの屋根より背が伸びても、僕は僕、みんなが知ってるノーマンだよ」
ノーマンの言葉に、涙を浮かべながらノーマンに飛びつく子どもたちと勢いに負けてそのまま倒れ込むノーマンなのでした。
つかの間の幸せ
そんな時、ずっとクリスについて医務室にいたアンナがハヤトに案内され合流します。
床にうつぶせで倒れ込み、上に何にもの子どもたちを乗せているノーマンを見て、感激のあまり号泣するアンナと固まるハヤト。
力がないのはグレイスフィールドにいた時と変わらないとからかうドンに、みんな予想以上に大きくなっていたからだと返すノーマン。
エマたちがノーマンと知り合いだと知り、ノーマンも一緒に食事がとれるようにハヤトが手配をしてくれ、長いテーブルに仲間たちが並んで座り、農園にいたころを彷彿させる食事風景がそこにはありました。
「さあみんな、遠慮しないで召し上がれ」
ノーマンに促されても、今まで食料を少しずつ分け合って食べてきた経験から、こんなに食べて、他のアジトのみんなの食事がなくなってしまうのではないかと心配する、マルク。
「大丈夫、ちゃんとあるから」
「好きなだけ、おなかいっぱい食べな」
もう一度ノーマンに促され、幸せをかみしめ「いただきます!!」と食事を食べ始める仲間たちなのでした。
久々にノーマンと食卓を囲んで、たくさん話して、たくさん笑い合った仲間たち。
改めて、ノーマンが生きて隣にいることを実感し、怖かったことも辛かったことも全部忘れて楽しみ、たくさん笑って元気になったエマたち。
寝るのがもったいないと遊び倒し、寄り添って眠る、エマ、ノーマン、レイの3人なのでした。
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約束のネバーランド121話の感想
今回は、エマの複雑な心境と仲間の想いに触れ、自分の考えを変えてでも、ノーマンの食用児の楽園をつくるという考えに賛同し、ノーマンと共に過ごすつかの間の幸せな時間が描かれました。
今まで、自分の考えは何が何でも貫いてきたエマが、自分の考えを変えてでも、仲間の想いに寄り添い、仲間たちと抱きしめあう姿はとても印象的でした。
エマにとっては、今まで一緒に過ごしてきた仲間たちがみんなノーマンの考えに賛同してしまうこともショックが大きかっただろうと思うのですが、それもエマの負担を早く減らしてあげたいという想いがあってのことだと知り、とても複雑な心境だったのではないかと思います。
誰かひとりでも、エマに賛同してくれる、エマの考えを理解しついていってくれる仲間がいてほしかったなと思ってしまいました。
確かに、ノーマンの計画はとても現実的で、すでに始まっていて順調に進んでいるように見えるので、より確実に手に入る安全な環境が魅力的に感じてしまうのはもっともだと思います。
でも、鬼なら消して当然みたいな考え方に、子どもたちみんながなってしまうのは悲しいと感じました。
それとは対照的に、ノーマンがエマたちのために用意してくれた家で過ごす仲間たちの姿は、とても子どもらしくて、グレイスフィールドで何も知らずに幸せに暮らしていたころを思い出させる、描写が多く、とても微笑ましかったです。
脱獄、逃走生活を忘れ、子どもらしさを取り戻し、久々に素の自分に戻れたひと時だったのではないでしょうか。
安心して過ごせる環境があるって素晴らしいですね!
この笑顔がいつまでも続いてくれるといいと願ってしまいます。
約束のネバーランド122話の予想
121話で、ノーマンとの再会の話がひと段落着いたので、次回は何か別の動きが起こるのではないかと予想します!
たとえば、農園を潰すための詳しい説明があるとか、農園潰しに早速誰か参加するとか、アジトを探すために動いていたラートリー家に見つかってしまうとか、それくらい大きなことが起こってもおかしくないと思います!
また、今回自分の想いを出せなかったエマの心境に気付いているレイが、ノーマンに何か働きかけるというのもありそうです。
グレイスフィールドにいたころは、エマの一番近くにいて一番の理解者がノーマンでしたが、今は共に脱獄、逃走を続け、七つの壁を探すために一緒に行動してきたレイの方がエマの理解者だと思います。
ノーマンよりもレイの方が、感情を表現するのが苦手な印象があるので、突拍子もないことをするとは考えられないですが、エマの想いをこのまましまい込んでしまっていいモノだとはレイも思っていないはずです。
エマが自分の想いを打ち明けられる、そんな展開になってほしいと願っています。