ゴールデンカムイ

210ゴールデンカムイネタバレ最新話211考察!鯉登が核心に迫る!!

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樺太の旅は終わりに近づいていました。

いよいよエノノカ・ヘンケの村に到着した一行。

犬ぞりの先頭犬にまでなったリュウの幸せはここにあるとし、ここで彼に別れを告げます。

一方、未来を見据えたチカパシは同じくこの場所に居場所を見出し、一行と別れを告げます。

そして一行はいよいよ鶴見との合流地点、大泊へ!

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この記事では 2019 年8月29日発売の週刊ヤングジャンプ「ゴールデンカムイ」の最新話 第210話「甘い嘘」のあらすじとネタバレ、感想や211話の考察をご紹介しています。

前回までのゴールデンカムイのあらすじとネタバレはこちら

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ゴールデンカムイ210ネタバレ最新話「甘い嘘」のあらすじ

鯉登が核心に迫ります。

そして月島が何故鶴見についているのか明らかになります。

真実を知った鯉登の決断は如何に?!

核心に迫る

一行はついに大泊へ到着しました。

鶴見は明日到着するようですが、鯉登はなんだか浮かない表情。

気づいた月島が鯉登に声をかけます。

すると「鶴見中尉殿が来られる前に聞いておきたいことがある」と返ってきました。

鯉登は、亜港の病院で尾形が自分に「ボンボンが」と言っていたこと、「今度鶴見中尉に合ったら“満鉄”のことを聞いてみろ」と言っていたことを語ります。

“南満州鉄道株式会社”は、日露戦争後ポーツマス条約によってロシア帝国から得た満州の鉄道権益であり、その本質は経営の仮面をかぶった東北アジアへの日本領土拡大だ、と鯉登。

鯉登によれば、その計画は日露戦争の途中ですでに始まっていたが、陸軍内部には「経営はうまくいかない」と激しく抵抗する者がいたそう。

それは第七師団長・花沢幸次郎中将。

彼が自刃することによって満鉄の計画は突き進んだ、と花沢中将と親しかった父から満鉄のことを聞いていた鯉登は語ります。

そこで、鶴見が日露戦争から帰還した際に言っていた「戦友たちは今も満州の冷たい土の下、満州が日本である限り彼らの骨は日本で眠っているのだ」という言葉を取り上げ、こう切り出しました。

「花沢閣下が亡くなったことに鶴見中尉が関わっているということなのか」

尾形は父を自刃に追い込んだ中央に不満を持ち鶴見の政変計画に加担していたが、どこかで真相を知り謀反を起こしたと考えれば辻褄が合う、と鯉登は考えていました。

そして尾形がなぜそれを自分に伝えたのかも…。

それに対し月島は「我々を混乱させるためならあいつは何だってやる」として、「どうして今さら真に受けるんですか」と鯉登に疑問を投げかけます。

しかし鯉登は、昔箱館で拉致監禁された際、犯人の中に尾形がいたはずだと指摘しました。

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鶴見待ち

一方、旅館で待機中の杉元・アシリパ。

アシリパはまだ会ったことのない鶴見に対し、「どんな男なんだろう」を不安になっているようです。

杉元はどうするのかと問いますが、返事はありません。

「鶴見たちが金塊を見つけたらどうなる?」という問いには「少なくともアシリパさんを追うものはいなくなる」とすぐ答えましたが、アシリパが聞いていたのは自分のことではありませんでした。

「ちがう…アイヌはどうなる?」

アシリパが案じているのは自分の未来ではなくアイヌの未来なんです。

真相

再び鯉登・月島へ。

犯人の中に尾形がいたかですが、「あれはロシア人ですよ、あなただって死体を見たでしょう?」と月島は話します。

その口ぶりに鯉登は気づいてしまいました。

「あの覆面の中にはお前もいたのか?月島!」

その問いには答えず「完全に尾形に操られている」と鯉登を落ち着かせようとする月島。

しかし鯉登は、尾形が自分たち親子も鶴見のコマのひとつにされているということを知らしめたかったのではないかと声を荒げます。

「馬鹿げた被害妄想です」と話を断つ月島。

鯉登は月島に聞くのを諦め、父の前で直接本人に聞いてみることに決めます。

しかしそこで月島が呟きました。

「あなたたちは救われたじゃないですか」

月島はついに語り出します。

花沢中将の命を尾形自らが奪ったこと、そして月島自身も鶴見の手の込んだ芝居にやられたこと…

月島自身そうして鶴見に利用され今に至るわけですが、「別に良い」と考えていました。鯉登のように憤るほどの価値も元々ないからだと言います。

そして金塊を資金に軍事政権を立ち上げ、戦友の眠る満州を日本の領土に…という鶴見の目的に関して「大変よろしいじゃないですか」と述べました。

それが鶴見の最終的な目標かはわかりません。

「甘い嘘」で救いを与えるのが得意なので本当の目的はわからないのですが、“鶴見の行こうとしている場所”の途中にそれらがあるのであれば、彼について行っている者たちは救われることになるのです。

月島の話に大量の汗をかき始める鯉登。

月島が鶴見についている理由は「何かとんでもないことを成し遂げられるのはああいう人」だとして、「私は鶴見劇場をかぶりつきで観たいんですよ、最後まで」と語りました。

それから、「今聞いたことは胸にすべて胸にしまっておいた方が賢明です」と鯉登に伝えました。

何故ならいざとなれば鶴見は鯉登も平気で消すからです。

そして「その汚れ仕事をするのは私です」と付け加えました。

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鯉登の反応

すべての真相を聞いた鯉登は目を見開き息を荒げています。

どんな反応・どんな選択をするのかと思いきや…

「鶴見中尉スゴ~イ!!」と白目(笑)

自分と鶴見の思い出―鹿児島で会ったことや誘拐事件もすべて鶴見の仕込みだったことに興奮しています。

先ほどまでの深刻な表情はどこへやら…「早く会いたいッ」とバタバタしだしました。

冷静に見つめる月島。

そしていよいよ第七師団を引き連れた鶴見が樺太に到着です!

 

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ゴールデンカムイ210話のネタバレ・感想

鶴見との決別かと心配していましたがそのまま収まりましたね。

ただ真相を聞いた後の鯉登の反応が演技臭く見えるので、本心を隠してとりあえず場を収めたという感じでしょうか。自分だけでなくいざとなれば父も消されるということになりかねないですし。

間もなく鶴見中尉と再会ですから、鶴見と接する中で彼の本心がわかりそうですね。

ゴールデンカムイ211話の予想や考察

予告に『次号、アシリパに…』と書かれているのでそのまま樺太の描写となりそうです。

ついにアシリパと鶴見が出会うことになりますが、何が起きるか全くわかりませんね。

何だか怖いですが、次回も楽しみですね。