影浦・北添が落ち、玉狛の遊真・ヒュースが次に対峙したのは鈴鳴第一の来馬・村上。
鈴鳴の間合いの中、エスクードを乱立させその距離を縮める動きを見せた玉狛に対して、村上が孤月に手をかけ応戦する気配を見せました。
その様子を下から窺っている影浦隊のユズル。
そしてユズルの様子を窺っている東隊。
一瞬のチャンスを見逃さない者が勝ち、一瞬の隙を見せた者が負ける、緊迫の四つ巴バトル継続中です!!
前回までのワールドトリガーのあらすじとネタバレはこちらです。


この記事では 2019年1月4日発売の月刊ジャンプSQ「ワールドトリガー」の最新話 第172話「ヒュース⑥」 のあらすじとネタバレ、感想や 173話の考察をご紹介しています。
ワールドトリガー172話「ヒュース⑥」のあらすじとネタバレ!
村上によってエスクード撃破。
中距離で押される玉狛はまたも奇策によって鈴鳴を分断し、隙をつき村上攻略へ。
息つく暇ない6Fの攻防の合間にユズルもついに動き、東隊も動き出しました。
そしてあっという間に2チーム脱落する展開へ!!
堅い鈴鳴の間合い
ヒュースが出した大量のエスクードの中で玉狛が間合いを詰めようかというところ、来馬が上空からハウンドを降らせ玉狛の足を止めます。
その隙に村上が旋空孤月でエスクードをぶった切り!!
エスクードの耐久はシールドよりかなり上ですが、村上の旋空孤月やスラスター斬りなら可能だと嵐山が説明します。
エスクードを破壊された玉狛には来馬の両撃ちが襲いかかります。
ヒュースが応戦しますが村上の防御は崩せません。
距離を取った戦いはやはり鈴鳴の方が有利。
来馬の激しい両撃ちもそうですが、守りに徹する村上を攻略するのがA級レベルの玉狛Wエースでもなかなか厳しそうです。
影浦隊を撃破した時のように2人を分断出来ればというところ、実は玉狛には鈴鳴の後方にすでに修が来ているので、挟撃出来る形ではあります。
しかし味方のカバーがもらえない位置なので、今場所がバレれば即撃破だろうと犬飼。
嵐山が、動くタイミングが重要だと補足します。
エスクード使い
鈴鳴の中距離戦法に防戦一方のまま押し返されていく玉狛。シールドももう長くは保ちません。
すると、ふと一瞬の隙をつきヒュースがしゃがんでエスクードを出す姿勢に。
分断を警戒する鈴鳴。
しかし玉狛は予想外の動き!!
遊真がグラスホッパーをヒュースの足元に出し、それによってあっという間にヒュースが村上の前へ切り込んできます。
孤月で応戦する村上ですが、刃が交わった瞬間ヒュースはおもむろに村上の腕を掴みました。
そしてなんと村上の背中からエスクードを生やしたのです!!
突如村上から生えてきたエスクードに突き飛ばされる来馬。
よくわからないまま後方へ飛ばされバランスを崩した来馬へ、すかさず修が通常弾を放ちました。
致命傷には出来なかったのですぐにトドメを刺しに動く修ですが、それは村上が許しません。
村上がスラスターを使ってレイガストを素早く飛ばし修を牽制し、来馬を守ります。
絶技vs連携
その隙を見逃さなかった玉狛は一気に村上攻略へ。
村上の正面をヒュース、背後を遊真が挟みます。
レイガストを手放したので、孤月1本では前後の敵に対応しきれずどちらかの攻撃は食らってしまうはず。
しかしそこで村上の超絶技が炸裂!!
村上は一瞬で孤月を後ろに投げ握りを変えると、背後の遊真の左腕を切断。
なんと、刀を振りかぶるそのワンアクションで一気に2人を斬る考えのようです。すごい!!
そのままヒュースにも素早い斬撃が届こうかというところ、遊真が咄嗟に先ほど村上に生やしたエスクードを蹴り、村上の斬道を変えヒュースの危機を回避。
さらにヒュースはその一瞬の隙を見逃さず、村上に一撃。
村上は緊急脱出となりました。
一瞬の攻防でしたが、村上の個人技を玉狛の連携が見事上回った形。
どちらも高レベルな対応力で、スピード感がすごかったです!!
あっちこっちが動き出す
そしてひとり浮いた来馬の前後には玉狛が3人。討ち取ろうと迫ってきます。
しかしそこでなんと下からの狙撃!!玉狛としては思いがけず来馬が緊急脱出となりました。
ここで鈴鳴第一が全滅となります。
見事な天井抜きに東を警戒する修ですが、撃ったのは先刻より機会を窺っていたユズルでした。
ユズルは続けて修を狙撃し、修は左足を損失する大ダメージを受けます。
しかしそこでユズルをマークしていた東隊の奥寺・小荒井がユズルの元へ。
再装填が間に合わないと踏んだユズルは、咄嗟の判断で吹き抜けから階下へ逃げる動き。
見事危機を回避したかと思われたユズルでしたが、落下中に撃ち抜かれてします。
そこには東が待ち構えていたのでした。
ユズルの緊急脱出によって影浦隊も全滅し、残る玉狛第二と東隊の一騎討ちへ突入します!!
ワールドトリガー172話のネタバレ・感想
隙あらばあの手この手の攻防があって今回もまた息つく暇なかったですよ。
玉狛のトリッキーな動きに見事対応してみせた鈴鳴。
戦い慣れした遊真とヒュースじゃなければ村上の絶技にやられていましたよね。どちらもすごかったです。
来馬を影浦隊のユズルにやられてしまったのは玉狛としては痛いですかね。
緊急脱出寸前の修もこのままだとユズルの点になってしまいそうです。
遠征を狙う玉狛はこの後どう点を取っていくのか楽しみですね。
ワールドトリガー173話の予想や考察
意外にも2チームが全滅し玉狛と東隊の一騎討ちとなりました。
どちらも全員生存してるとは言え、修と遊真がダメージを受けている玉狛と、皆無傷な東隊。
しかし元々の人数では玉狛の方が多いですし、わかりませんね。
衝撃デビューの新玉狛に、東隊は持ち前の考察力でどう対応していくのか。楽しみです!