えりなに言い寄る朝陽に田所ちゃんは宣戦布告しました。えりなの様子がおかしくなっているのは彼の影響があるかもしれないからです。
友達であるえりなのために、朝陽の部下である煌觜汪を見事下しついに朝陽と対戦へ。
気合いを見せる田所ちゃんですが、当然朝陽の異能が待ち受けています!!
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この記事では 2019 年3月18日発売の週刊少年ジャンプ「食戟のソーマ」の最新話 第303話「“神の舌”の絶望」のあらすじとネタバレ、感想や 304話の考察をご紹介しています。
食戟のソーマ最新話303ネタバレ「“神の舌”の絶望」のあらすじと感想
二つの異能を掛け合わせる“クロスナイブズ”によって田所ちゃん完敗。
この試合をデモンストレーションとし、朝陽は特等執行官に「優勝したら欲しいものがある」と告げます。
そしてえりなには「神の舌では母親の望みは叶わない」という言葉。
勝ち誇る朝陽と絶望するえりなの間に割って入ったのはやはりソーマでした。
田所ちゃん有利なお題
田所ちゃんが温泉街にて倒したモナールカ。彼は超高級食材の使い手だそう。
そして今倒した、墨劉爪を受け継ぐ煌觜汪。
朝陽は田所ちゃんに及ばなかったこの二人の能力をもってして自らの力を誇示しようとしています。
そしてこの朝陽vs田所ちゃんの試合のテーマが発表されました。
それは『グラム190円で販売されている徳用牛肉をメインに使った料理』!
第二の門でのコンビニ試練のような、安い肉をいかに美食に変えられるかが試されそうなお題です。
今日まで世界中の郷土料理や家庭料理にふれ、安い食材でも美味しく食べられるテクニックをいっぱい学んできた田所ちゃんにとっては、その経験が活かせそうなお題に見えます。
しかも朝陽が使う能力のひとつ、モナールカは超高級食材の使い手でしたから、田所ちゃんに有利そうにも見えますね。
クロスナイブズショー
そう考えている間に朝陽がもう調理に入ります。
何やら包丁と爪でズバズバすると一気に皿を仕上げました。
「さあたっぷり味わえ、クロスナイブズのチカラを!!」
そうして出されたのがゴージャスな牛ロースト。これが徳用肉で出せるのかと疑問を持つほどの香りと、思わず身をよじるほどの味の深みに審査員は悶絶。
繊細に寝かせ作り上げられた長期熟成の高級肉のようなうま味は、“肉自体”のクオリティを底上げしたとしか思えないと語ります。
その秘密は煌觜汪の墨劉爪。
爪それぞれに味の五大要素である調味料群が染み込ませてあるとは言っていましたが、朝陽は今その一つ“旨味”が擦り込まれた爪を使ったのでした。
この煌觜汪の墨劉爪よって二か月近く熟成させた肉と同レベルの旨さを作り、そうして超高級食材・熟成肉と化した肉にモナールカの能力で完璧に調理を施したということです。
朝陽の能力はそれが一瞬で可能なのです。
朝陽はソーマとタクミに対して、先日対決したヴェリーヌも連中の包丁さえ入手すればそれをはるかに超えるものを作れるだろう。「汗にまみれた“研鑽”なんて無しでな」と挑発しました。
朝陽のプレゼン
さて、いつの間にか仕上がっていた田所ちゃんの品。そちらも実食に入ります。
田所ちゃんも見事に徳用牛肉で可能な最高段階まで味を押し上げていると高評価。
しかし朝陽はその上、最高レベルの上限を破壊したとも言える“肉自体の質を変貌”させた料理だったのです。
当然及ばず、朝陽の勝利となりました。朝陽はその勝利のまま突然大きな声を上げます。
「どこかで見てるんでしょ特等執行官さん」
声をかけている相手はモニター越しの特等執行官・真凪。デモンストレーションと言っていた自分の今の調理をプレゼンし、「俺こそBLUE頂点に立つのにふさわしい器」だと伝えます。
そして自分が優勝したら欲しいものがあるとも伝えました。「一応あなたの許可とっといた方がいい案件なんで」と言い、これで伝わるということで具体的な内容は言いませんでした。
モニター越しの真凪。朝陽がえりなに言い寄っているということはすでに知っているようですが、その答えはこうでした。
「好きにしろ。私が求める皿が出せる可能性がある者には最大限褒美を与える。」
さらにこう伝えます。
「そなたには期待しておるぞ」
えりなの絶望と希望
朝陽と真凪の会話を光のない目で聞いていたえりな。
そんなえりなの元に朝陽がやってきます。
「どうだい素敵なデモンストレーションだったろ」
特等執行官とえりなが母娘であることを知っていた朝陽。何もかも調べ上げられていることにえりなは「どこまで無礼なの」と怒りを顕わにします。
そして、BLUEの頂点には自分が立って母の言う「今まで地球上になかった皿」を作り見返すのだと息を荒げるえりな。
だから朝陽の出る幕はないのだとその場を立ち去ろうとするえりなに、朝陽は核心を突いた言葉を投げかけます。
「“神の舌”では母親の望みは叶わないって、君も本当は気づいているんだろ?」
301話で明かされましたが、“神の舌”で絶望して真凪はああなったのです。彼女の求める皿に必要なのは神の舌ではなくもっと別の異能。
そして朝陽の実力に会場中が「誰がこいつに勝てるのだ」状態で朝陽の優勝を疑っていないという空気が漂っていましたから、「異論があるやつがいるなら紹介して欲しいくらいだ」と豪語します。
つまり真凪の救世主となるのはえりなではなく「俺だ」と一気に捲くし立てました。
その朝陽の一連の言葉にえりなも冷や汗をかき弱気な顔。
そんな詰まった空気の中―
「あの…そんじゃあ反論していいっすかね?」
と挙手したのはやはりこの男、ソーマです!!
絶望するえりなの希望となるのか?!
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食戟のソーマ303話のネタバレ・感想
田所ちゃんには申し訳ないですが、分かっていた展開なので今回もテンポ良く進んで良かったです。
朝陽が“神の舌”を手に入れたら今後もう敵なしですかね。
そういえば田所ちゃんの能力は奪われてしまったのでしょうか。
食戟のソーマ304話の予想や考察
司、タクミ、田所ちゃんと目ぼしいキャラは脱落し、残るはソーマ・えりな・朝陽といういよいよラストといった感じになってきましたが、次回はなんでしょう?
恐らくソーマと朝陽の対決は決勝でしょうからまだ別試合挟むのかもしれませんが楽しみに待ちましょう。