約束のネバーランド

129約束のネバーランドネタバレ最新話130あらすじ考察~ノーマンの覚悟

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この記事は2019年4月1日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話129話のあらすじとネタバレ、感想や130話の考察をご紹介しています。

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前回までの約束のネバーランドのあらすじとネタバレです。

128約束のネバーランドネタバレ最新話あらすじと感想129考察!エマの作戦始動

エマが見つけたとてつもなく可能性の低い選択肢、七つの壁を越えて約束を結び直し、鬼たちを退化できない体に変えて、人間の世界へ行く方法を実現するため、レイと共に七つの壁に向かった2人。

ノーマンも計画はやめないと念を押しつつ、タイムリミットを設定し、背中を押してくれたように思えたのですが、ノーマンの背負っているものはあまりにも大きくて・・・

129話ご覧ください。

約束のネバーランド129話最新話あらすじとネタバレ

エマとレイを送り出したあと、ノーマンは1人、手で顔を覆いグレイスフィールド農園から出荷された時のことを思い出していました。

ノーマンを出荷前に逃がすため、説得を続けたエマとレイを振り切り、出荷されることを選んだノーマン。

自分が出荷されたことで、エマたちは無事脱獄することができた、自分が犠牲になる選択をしたことに後悔はなく、一層、決意を固め、シスロ、バーバラ、ヴィンセント、ラムダの同志たちをザジと共に探しに向かうのでした。

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ラムダの後遺症

長い階段を下り、大きな扉を開けた先に、シスロ、バーバラ、ヴィンセントの3人はいました。

広い地下室のようなその場所には、人間の何十倍もある鬼が拘束されており、体中にいくつもの武器が突き刺さり、拷問を受け息絶えたのだと想像できます。

「ここへ来るのは、久しぶりだね」

と語るノーマンに、落ち着くからよく来ると答える、シスロとバーバラ。

エマとレイの話の内容を聞く、シスロに色々と濁しながらも、

「一つは鬼を絶滅させたくないって」

正直にエマとレイの会話を伝えるノーマン。

うすうす勘づいていた3人は、改めてノーマンの意志を確認しました。

ノーマンは、計画に変更がないことを告げ、“邪血の少女”が生きていて、エマたちと面識があり、友達だと言っていたと伝えます。

“邪血の少女”が生きていたことに加え、友達だと聞いて唖然とする3人。

そして、エマが鬼を友達だから倒したくないのだとわかり、鬼はそういう存在ではないと怒りをむき出しにするバーバラ。

ラムダで行われていた人体実験、物のように扱われ、次々と壊れていく食用児たち、自分にも容赦なく向けられる注射器やメス、次は我が身とおびえて過ごした日々がフラッシュバックし、バーバラは頭を抱え苦しみだしました。

バーバラだけでなく、シスロとヴィンセントにも出ているというその発作は、3人全員がここ数日で間隔が狭くなってきているといいます。

ヴィンセントが予備で持っていた、何種類もの薬を飲んでバーバラの発作は収まりましたが、日に日に増える発作の回数に加え、薬の量も増え、症状も悪化し始めていると言うのです。

「思いの外、我々にも時間がないのかもしれない」

ラムダで繰り返された投薬、実験の結果、副産物として規格外の能力を得た一方で、実験の後遺症に悩まされていたのでした。

底知れぬ鬼への憎しみ

「これが鬼にとっての食用生物なんだよ、畜生・・・‼」

食用児は物以下、家畜以下、それが当然、鬼がいなければ、こんな風になることはなかったのにと、苦しみ涙するバーバラを心配そうに見つめる4人。

そしてノーマンにもう一度、シスロが問います。

エマとレイと話して、本当にいい奴らだとは思ったけれど、

「ボスはこっち側だよな?」

「ボスはボスだよな?」

「迷ってなんかないよな?」

シスロ、バーバラ、ヴィンセント、ザジ、1人1人の顔を見て

「ここまでやったんだ、無論、後には退かないよ」

はっきりと答えたノーマンの周りには、おびただしい数の瓶が壁一面、天井に届くほど並べられており、様々な形態の鬼の首や内臓、脳、胎児までも保管されていたのでした。

逆転

2047年2月、ノーマンたちがラムダで反逆を起こした日。

鬼たちを捕らえ、ラムダの研究データを確認し、そのデータのほとんどが食用児の実験の記録であることに激高したノーマンが鬼に対して始めたのが、鬼のデータを集めることでした。

鬼が何を食べ、どう変異し、どう再生し、どう退化し、最後はどうなるのか。

ラムダで食用児たちが実験や投薬をされ、記録されていたように、鬼にも様々な実験を繰り返し、サンプルとして保管し、記録を集め始めたノーマンたち、食用児。

ノーマンたちが反逆を始めた日から、鬼と食用児の関係は完全に逆転し、計画の準備を始めていたのでした。

ノーマンの覚悟

エマの本当の想いを聞き、全部背負う必要はないと言われても、ノーマンは迷ってなどいませんでした。

鬼を絶滅させる計画は、全て自分が始めて、自分が手を下してきた、全部自分が背負うべきことなのだと、優しいだけでは世界には勝てないのだと。

エマたちもシスロたちも仲間全員を救いたい。

そのためならば、神にでも悪魔にでも喜んでなると、覚悟を決めたノーマンなのでした。

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約束のネバーランド129話の感想

ラムダ7214実験農園(通称ラムダ)の闇がまたまたあらわになりました。

食用児は、実験体で物以下だから何でもやりたい放題で、その後どうなったかもデータの1つとしか思わず実験を続けていたのでしょうね。

普段とても強気でけんかっ早いバーバラが、頭を抱え涙するほどのダメージを与え続けたラムダの鬼たち。

発作も今はまだ精神的なものなのか、人体実験の副作用なのかわかりませんが、実験で特殊能力を得たイレギュラーたちにも、早く計画を進めなければならない理由がありそうですね。

だから余計に、ノーマンは急いでいるのかもしれません。

グレイスフィールド農園から出荷された時は、ただエマやレイたちを逃がして生きてほしいという想いが強かったのだと思いますが、ラムダでの実験を目にして、鬼への憎しみが増大し、絶滅という方法に辿り着いたのでしょうね。

あの優しかったノーマンの人格が変わるほどの衝撃を与えたラムダって・・・。

ノーマンの本気、容赦ないです。

決意が固すぎて、心配になりました。

約束のネバーランド130話の予想

今回ノーマンサイドの鬼退治への覚悟についての話だったので、次回こそエマとレイに焦点を当てた話になるのではないかと予想しています。

七つの壁を目指して旅立ったエマとレイは、無事壁の入り口を見つけることができるのでしょうか。

アジトを出て、運よくムジカとソンジュに遭遇出来たりすると、それもノーマンの計画を考え直させるカードになるのでさらに面白くなってくると思うのですが・・・これは完全に私の希望です!

エマやレイの声も届かなくなってしまったノーマンをどうやって立ち止まらせるのか!

そこが今後の見どころになりそうです。