約束のネバーランド

約束のネバーランドネタバレ125-126最新話あらすじ考察!ノーマンの策略と鬼の企み

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この記事は2019年3月4日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話125話のあらすじとネタバレ、感想や126話の考察をご紹介しています。

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前回、ラムダの実態をラムダ脱走者のノーマンの腹心たちから聞き、彼らがなぜ強行的な手段をとってまで、鬼たちを絶滅させたいと望んでいるのかが明らかになりました。

前回までの約束のネバーランドのあらすじとネタバレです。

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約束のネバーランドネタバレ124-125最新話あらすじと感想!腹心たちの想いと原因前回123話で、鬼を絶滅させることなく、争わない選択肢を探したい、というエマの気持ちが明確になり、レイはエマがどんな選択をしても協力する...

また、ノーマンの鬼殲滅計画はすでに始まっており、もう止められないということを知ってエマは愕然としていましたが、自分の願いをノーマンに届けるすべはあるのでしょうか?

ノーマンが鬼たちと交わす同盟の内容とは!

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約束のネバーランド最新刊も漫画村の代わりに全巻無料で読めるサイトは?「約束のネバーランド」は原作:白井カイウさん、作画:出水ポスカさんによる、2016年から【週刊少年ジャンプ】にて連載中の人気漫画です。 ...

以下125話のネタバレとあらすじです。

約束のネバーランド125話最新話あらすじとネタバレと感想

同盟を結ぶため、ザジと共に鬼たちの住処へ訪れたノーマン。

息を荒げ、今にも襲い掛かるのではないかというたくさんの鬼たちに取り囲まれ、刀を手に散るザジに、刀を納めるようノーマンが声をかけます。

鬼気迫る鬼たちにも動じず、そんな鬼たちとも対等に堂々と言葉を交わすノーマン。

どうやら、ここにいる鬼たちは食事に不自由していて、人間を食べる機会に恵まれない環境におかれているようです。

そんなところに人間のノーマンたちが自ら現れたのですから、目の前に餌を置かれたようなもの、それでも襲ってこないのには訳がありました

今ここでノーマンたちを食べるよりも、彼らと同盟を結ぶことで、人肉に困らない生活に戻ることができると知っていたからです。

「卿(きょう)はどちらに?」

ノーマンが鬼たちにたずねると、奥の方からシャラン、シャランという音と共にノーマンの3倍はあるのではないかという大きな体の鬼が現れました。

他の鬼たちは姿勢を正し、主であろうその大鬼を出迎えます。

「遠路ご苦労、W・ミネルヴァ」

大鬼がノーマンに声をかけると、

「お久しぶりです、突然の訪問、お許しいただき感謝します、ギーラン卿」

大鬼の名はギーラン卿、ノーマンと会うのは初めてではないようです。

ギーラン卿は、ザジと2人だけで来たノーマンを見て、まさか本当に2人だけで来るとはと感心しています。

以前会った際に、次はノーマンと部下1人で来るようにと言われていたようです。

「まずは信頼、目的は同盟を結ぶことです」

ノーマンはザジを呼び、手土産だと大きな袋をギーラン卿に差し出しました。

大きな袋の中身は、量産農園の上級職員(鬼)の首。

「よろしければ、後で皆さんで召し上がってください」

気が利くね、助かるよと快く手土産を受け取ったギーラン卿は、ノーマンに座るよう促し、会談が始まったのでした。

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復讐の同盟

「本題に入ろう」

ギーラン卿の言葉をきっかけに始まった、W・ミネルヴァ(ノーマン)とギーラン卿の会談。

ノーマンたちがギーラン卿に求めるものとギーラン卿たちに差し出せるものを問われると、

「欲しいのは戦力」

「差し出せるものは勝利」

「そして、復讐の成就です」

ギーラン卿を見据えて、はっきりと言い切るノーマン。

700年前、ギーラン卿の一族は、鬼の世界の政権中枢にいましたが、無実の罪で追放を言い渡され、高い知能を持ちながらも、下等種と同じような生活を強いられることになった、過去がありました。

ギーラン卿を裏切り陥れた、鬼の世界の王家と現五摂家(重役を務める一族)、全ての首をギーラン卿に献上することを約束し、ゆくゆくはギーラン卿を鬼の世界の王にしたいのだと申し出るノーマンにギーラン卿がたずねます。

「そうして、ぬしらの望む見返りは?」

「全食用児の解放、その上で食用児の自治をお認め頂きたい」

ノーマンの言葉を聞いて、ざわつく鬼たちに、それも想定内だと言わんばかりにノーマンが代案を提案します。

それは、食用児の代わりにラートリー家を差し出すというものでした。

農園設備はそのままギーラン卿たちに渡すので、食用児ではなくラートリー家を、食うなり養殖するなり、好きに使えば、ギーラン卿たちも食料に困ることはないというのです。

ラートリー家の技術を使えば、髪の毛一本からでも何百もの人間を増産可能なうえ、望むのであれば、ラムダの研究データも引き渡すと、ギーラン卿たちに有利な条件を次々と提示するノーマン。

「食用児も1000年の意趣返しというわけか」

「それとも一族を追われたぬしの報復か?ジェイムズ・ラートリー」

ギーラン卿に問われ、ノーマンは微笑みます。

「手を組みましょう」

「生き残るためにも、互いの復讐のためにも」

誓約書を差し出し、この同盟がいかにお互いにメリットがあるかを語るノーマン。

ラートリー家だからこそ得られた鬼世界の内部情報と、この世界破壊するための策もあるが、人間である食用児には“力”がない。

逆に戦力はあるが、勝つ術がないと700年何もできなかったギーラン卿たち。

「我らが組めば、全てが叶います」

「700年待ち望んだ復讐と勝利を、共に忌まわしきこの世界を破壊しましょう」

ノーマンの話を聞き、食用児たちの自治を認め、約束を守ると、手を組むことを承諾したギーラン卿でしたが、

「もし、ぬしが盟約を守れなかったら?」

ノーマンを信じ、ノーマンたちに一族の命運を預けると決めたのだから、ノーマンの策が失敗し、勝利をもたらすことができなかったらどうするのかと、ノーマンに迫ります。

鬼気迫る状況の中でも、その時は私もろとも我が仲間たちを食べつくせばいいとノーマンは微笑んで答え、ギーラン卿と握手を交わし、無事同盟を結ぶことができたのでした。

ノーマンの策略

ギーラン卿の住処からの帰り道、不安そうな声を上げるザジに、大丈夫だよとノーマンが声をかけます。

戦力がないことも、食用児の自治を認めさせたのも、農園設備は渡すと約束したのも、全部嘘で、ギーラン卿たちはあくまでも駒。

食用児と鬼が戦えば、どう頑張っても食用児たちに犠牲が出てしまう、食用児が無血でこの革命に勝つために、鬼には鬼をぶつけ、共倒れさせることがこの同盟の目的だったのです。

鬼の企み

一方ギーラン卿も、W・ミネルヴァのすべてを信じ同盟を結んだわけではありませんでした。

W・ミネルヴァとギーラン卿がサインをした血判状を見つめ、ミネルヴァの血判を舐めたのです。

「美味い」

わずか一滴の血でも、美味い。

それだけで、今同盟を結んだ人物がただの人間ではないと確信したギーラン卿は、部下に疑問を投げかけます。

W・ミネルヴァ(ジェイムズ・ラートリー)は何年も前にこの世を去ったはずで、もし生きていたとしても若過ぎると。

そして、首を見せないことや数年前グレイスフィールド農園に特上が3匹いたことなどを上げ、血判状にサインをした人物こそ、その特上のうちの1匹ではないかと予想していたのです。

W・ミネルヴァがグレイスフィールドの特上であるとほぼ確信し、それならばなおさら、現王政を打破し復讐を成し遂げることができる逸材であると確信するとともに、鬼の王すらも食べることのできない特上を手に入れようと企むギーラン卿なのでした。

最後に笑うのは

「僕の脳も卿(かれ)の狙いの一つ」

ギーラン卿が自分の正体に気づいていることにも気づいているノーマンは、ギーラン卿たちが食用児たちを生かす気などさらさらなく、復讐を成し遂げた暁には、始めに自分を食べるだろうとなんでも見透かしているようです。

互いに手を組むのは表面だけ、肚(はら)の底では互いに相手の寝首を狙っている。

そんな状況下に置かれても、「最後に笑うのは食用児だ」とノーマンは言い切るのでした。

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約束のネバーランド125話のあらすじと感想

ノーマンの策略と鬼の企みが見え隠れする、建前の同盟が無事結ばれた今回。

まず、ノーマンとかW・ミネルヴァとかジェイムズ・ラートリーとか、とてもわかりにくい書き方になってしまったことをお詫び申し上げます。

補足すると、もともとW・ミネルヴァを名乗って食用児たちを救おうと活動していたのが、ラートリー家の本名ジェイムズ・ラートリーですが、粛清を受けすでにこの世を去っています。

そこでジェイムズ・ラートリーの意志を継ぎ、W・ミネルヴァを名乗って食用児の解放をしているのがノーマンで、ギーラン卿と同盟を結んだ際にもW・ミネルヴァを名乗っていたのでこんな書き方になってしまいました。

わかりにくくてすみません。

今回、鬼の世界のことがいろいろ明らかになりましたね!

王家と五摂家によって鬼の世界は組織されていて、ラートリー家とのつながりも強いこと。

700年前鬼の五摂家(おそらく貴族)の中で何らかの事件があり、ギーラン卿の一族が罠にはまり貴族の中から追放されてしまったこと。

そして、グレイスフィールドの特上(ノーマン、エマ、レイ)の3人は鬼の王すら口にできない、もっと高貴な存在に与えられる食材だったということ。

この高貴な存在、本誌だと表記されているのですが、鬼の世界の文字で書かれているのか、入力方法がわかりませんでした。

この文字の読み方もいずれわかるのでしょうか?

そして、そんな鬼の世界の事情にも通じているノーマン。

ギーラン卿の本音も最もですが、そんなギーラン卿の思考も見越して策を立てているノーマン、今回はノーマンの『キリッ』『冬』『帝王』の部分が全面に出ていましたね。

ノーマンの本気、恐ろしいです。

個人的に今回驚いたのが、ギーラン卿への手土産に量産農園の上級職員の首を差し出した場面でした!

鬼は、同族である他の鬼も食べるのですね!

上級職員というところに意味がある気がしていて、知能の高い人型の鬼を食べていれば形質や知能が保たれるのなら、人間を長い間食べなくても、退化しないことになりますよね?

もしかして、これがムジカとソンジュの謎につながったりするのでしょうか?

鬼の謎、まだまだ奥が深そうです。

約束のネバーランド126話の予想

ギーラン卿との同盟が無事結ばれ、計画通りに進んでいるノーマンの計画。

ノーマンがこのままアジトに戻れば、やっとエマとレイとの話し合いになると考えられます。

計画は始まってしまいましたが、エマが自分の考えを変えるとは考えにくいですし、それでも諦めるなんて、レイが許さないのではないでしょうか。

ただ、今の段階でエマの願いを聞いても、ノーマンがこの計画の路線変更を始めるとは考えにくいですが、同じグレイスフィールドの特上、エマとレイが鬼よりも手強いノーマンの強敵になってくるかもしれませんね。

また、ノーマンは自分の命を賭けて計画を進めているところもレイは許さないと思います。

このことに関しては、ノーマン大好きの腹心たちやアジトの子どもたちも反対するかもしれないですね。

ここをつけば、ノーマンの計画にもほころびができてくるかもなんて考えてみたりしたのですが、この辺もノーマンの想定内だったらと考えると、ノーマン恐ろしすぎます。

こんな予想してみましたが、いかがだったでしょうか?

少しずつ内容が見え始めたノーマンの計画ですが、まだまだ謎ばかりです。

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