準決勝のソーマのチャーハンは真凪に『おさずけ』+『おはじけ』を出させるものの、「地球上に無かった皿」には至らなかったと言われてしまいます。
さらに期待されるソーマの決勝の相手は、やはりえりな。
意気込むソーマに対し、えりなはひとり重圧と絶望に苦しんでおり、試合が開始されても未だ悩み惑い続けているようでした。
そこでソーマが調理に動き出しました。ソーマはえりなを救うことは出来るのでしょうか。
そしてこの試合で成果の一つが明らかになるという、仙左衛門が秘密裏に描いていた『玉の世代』計画とは?!
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この記事では 2019 年6月10日発売の週刊少年ジャンプ「食戟のソーマ」の最新話 第314話「極上の石たち」のあらすじとネタバレ、感想や 315話の考察をご紹介しています。
前回までの食戟のソーマはこちらにまとめています。

もくじ
食戟のソーマ最新話 第314話「極上の石たち」のあらすじ
涙ぐみながら調理するえりなの品を味見し「待ってな」と動き出したソーマ。
実はソーマたちの世代は、仙左衛門が孫と娘を救うためにかき集めた希望の料理人たちだったのです。
ソーマは今まで遠月で研鑽し合ってきたすべてを乗せ、えりなのために皿を作り上げるのでした。

希望はある
会場で観戦している真凪は、顔を見ずともえりなの状態を理解していました。
「かつての私と同じように、えりなは今まさに嵐に呑まれようとしておる」
自分がえりなを追い詰めてしまったということを真凪はわかっていましたが、遅かれ早かれ『神の舌』の持ち主は皆絶望するということもわかっているので、仕方のないことだと割り切っています。
えりなも同様、もはや神の舌に生まれた身を呪うしかないと真凪は悟っているのです。
一方、別部屋で観戦中の仙左衛門と薊。
「僕の『真の美食』計画は駄目だった」と語った薊に、仙左衛門は強く宣言しました。
「この勝負でひとつ明らかになろう。『玉の世代』計画の成果が!」
祖父の不安
『玉の世代』計画―
それは10年前、真凪が薙切家を去ったことから始まりました。
先祖代々書き記されていた薙切家の史実集で「神の舌」に関する記述を読み漁っていた仙左衛門は、その大きすぎる才の惨さに胸を痛めていました。
「一度嵐に呑まれればそこから助け出す術は無いに等しい」と厳しく記される中、「皿から離れ癒やすことで人らしい生活に戻れた例も僅かながらある」という記述に期待し、真凪を療養させることにしました。
しかし仙左衛門の気がかりはそれだけではありません。孫のえりなです。
二代連続で「神の舌」が生まれたことは長い薙切家の歴史でも過去に例がないらしく、えりなも同じ道を辿ることになってしまうのか…仙左衛門には不安しかありませんでした。
そこで仙左衛門は立ち上がります。
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玉の世代計画始動!
まず仙左衛門は、えりなの遠月入学を決めます。
薙切家の子供は人の上に立つ為政者として教育するために外部で育てるのがしきたりだったようですが、仙左衛門は強い決意で押し切ります。
仙左衛門は、為政者としてよりもまず料理人として育てることに決めたのです。
「えりなの料理の腕を可能な限り極限まで鍛えあげられれば、嵐に呑まれる日を遅らせることができるかもしれない」そんな思いから始まりました。
そのためにやることは、『えりなを磨くための才ある極上の石たち―玉の世代をかき集める』こと!
汐見が見つけた出自不明で孤児の葉山アキラに日本国籍を与えさせ、アリスが気に入った黒木場リョウも遠月に連れて来て、イタリアで噂になっているアルディーニ兄弟を勧誘、田所家にも、水戸家にも、北条、伊武崎、貞塚、吉野、美作…
そうして彼らは遠月に集められてきたのです。
そして食事処ゆきひらにも…。
しつこく連絡を受けた城一郎は根負けし渋々承諾しますが、仙左衛門に「あんたの孫を喰っちまっても知らねえぜ?」と忠告していました。
こうして集めた各地の有望な料理人の卵たち。その時の仙左衛門は「えりなと研鑽した結果、彼らの自身が喰われようと構わない」と思っていました。
身内を贔屓したあまりに傲慢な計画であることは百も承知でしたが、何を犠牲にしてでもえりなを救い、『えりな自身を希望に』してみせると誓ったのです。
それは真凪へのメッセージとなります。
「どうじゃ我が娘よ!料理に希望はあるのだ」と。
想いを捧げる皿
それでも仙左衛門がやったことは下準備に過ぎません。
すべてはこうして集めたソーマら若き料理人たちの、今日までのぶつかり合いにかかっているのです。
そして今ソーマは彼らが研鑽し合ってきたすべてをえりなにぶつけるため調理を開始しました。
今視界に写るえりなは、ソーマの知るえりなではありません。えりなは「いつも高いところから俺を挑発してきやがる女」であり、それがソーマとえりなの歴史なのです。
目を覚まさせてやると誓うソーマ。
「この一皿はお前のために創る―」
一同が見守る中、想いを乗せた皿は完成します。
出来上がったのは「卵」が主役の天丼。「鶏卵の天ぷら丼」は以前えりなが極星寮を訪れた際にソーマが出した品ですが、それからソーマは改良し続けていたようです。
ソーマはえりなにも食べてもらうべく二人前作っていました。
ソーマは一呼吸置いてから、真っ直ぐな瞳でえりなにこう丼を差し出します。
「おあがりよ。名付けて…幸平流『女王のためのエッグベネディクト丼』!」
すべてを込めた一皿にえりなは、真凪は救われるのか?!
次回堂々完結です!
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食戟のソーマ314話のネタバレ・感想
まさに城一郎の言っていた『自分の料理のすべてを捧げたいと思えるような相手』に近い感じになっているのではないでしょうか。
やはり初対面時からの因縁である「卵」で決着というのも良いですね。
田所ちゃんを見出した遠月関係者にも感服です。
食戟のソーマ315話の予想や考察
私はただえりなに笑って欲しい、そう思うだけです。
神の舌の呪いを乗り越えたえりなに「女王の一皿」を作って欲しいところですが、そんな余裕はなさそうですね。
長く親しまれてきたこの作品がどう完結するのか楽しみです!