真凪の「おさずけ」を発動させた朝陽の皿。
対するソーマが満を持してサーブした皿はなんとチャーハン!
このBLUEの場で定食屋の彼が作った大衆的な皿に一同驚愕しますが、それは紛れもなくお題通り「五大料理を一つの皿に集約させた」究極の美味でした。
そして“チャーハン”というソーマが選択した料理は、彼と母との思い出のメニューだったのです。
審査員の高評価を得たソーマの超特殊チャーハンは、果たして真凪の心にも届くのか?!
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この記事では 2019 年5月20日発売の週刊少年ジャンプ「食戟のソーマ」の最新話 第311話「失敗の味」のあらすじとネタバレ、感想や 312話の考察をご紹介しています。
前回までの食戟のソーマはこちらにまとめています。

食戟のソーマ最新話 第311話「失敗の味」のあらすじ
ソーマの品を口にする真凪。
特製チャーハンの正体はなんと「香らないチャーハン」でした。
ソーマがその品を完成させたのは、失敗の可能性が高い危険な調理法。
そんな調理が出来たのは、母との思い出あってこそでした。

ソーマの品実食へ
自分の作ったチャーハンを真凪に勧めるソーマ。
あまり乗り気ではなかった真凪ですが、『チャーハン』というメニューは「俺と母ちゃんとの思い出の料理」なんだと語るソーマの言葉に反応してか、食べてみることにします。
しかしアンにバケツを用意させます。良くない品を食べれば吐き散らかしてしまいますからね。しかも求めるレベルは並大抵ではありません。
アンはソーマの実力を買っていますが、それでも真凪に挑むのはあまりに無謀過ぎるのではないかと考えています。
そこへふと会場の審査員を写したモニターがアンの目に入りました。
これは一体どういうことか。朝陽の品を食べた時と同じくらい、もしくはそれ以上に感じ入っているのです。
危険な調理法
いよいよ真凪の元へソーマのチャーハンが運ばれてきました。
真凪はまず違和感を覚えますが、ひとまず口に運びます。すると―
ビクゥッ
予想だにしなかった風味が真凪の体を反応させます。それは頬張り噛み締めた瞬間に口の中を、鼻腔を、脳天を突き上げるような極上の風味。
ソーマの皿はまずフタを開けた時に審査員たちが無反応だったため、香りの時点から朝陽の品に劣っていると考えられていました。
しかしどうやらタネはそこにあったようです。
朝陽そして真凪が感じた違和感の正体は“あれだけスパイスやバター・醤油をふんだんに使ったチャーハンだというのに、フタを開けた時ほとんど匂いが漂ってこなかった”ということだったようです。
秘密は特製卵液。
そしてソーマは通常ではありえないほどの高火力・超高速で鍋とおたまを振るうことで、初見では近くできないほどその特製卵液による薄いベールを、炊いた米ひと粒ひと粒に纏わせ風味を閉じ込めていたのです。
噛み締めた瞬間にそのコーティングが破れ、すべての味と香りが最大パワーで一気に炸裂するという仕組みでした。
名付けて『香らないチャーハン』
このソーマの調理法は、一瞬でも手間取れば火の入りすぎた出来損ないのチャーハンになる危険な賭けとも言えるものです。
ソーマがこんな調理法を恐れず出来る理由とは?!
母の調理
10年前の『お食事処ゆきひら』にはよくこんな注文がありました。
「珠子ちゃん“おまかせ”頼めるかい?」
その言葉に、美味いか不味いか賭けろと盛り上がる常連客たち。
「珠子ちゃん」というのは幸平珠子(28)。なんとソーマのお母さんです。
金髪?で顔は完全にソーマ。彼女は「待ってな」と不敵に笑うと、ソーマと同じく手ぬぐいを頭に巻き調理を開始しました。
出された料理を口にして悲鳴を上げる注文客。どうやらソーマ母は料理がド下手だったよう。
とは言えこの“おまかせ”注文には当たりハズレがあるらしく、その中でもチャーハンは当たりの確立が高いようです。何故なら珠子曰く「一番何回も失敗してるからね」。
珠子は料理下手ですが、べらぼうに料理の上手い婿養子(城一郎)が来てくれたからゆきひらは安泰だと盛り上がる常連たち。
客と一緒に飲んでいた珠子が「シメのチャーハンを振舞ってやんよ」と立ち上がりましたが、どうやら今回のチャーハンはハズレだった様子。あまりに斬新な珠子チャーハンに店内がザワつきます。
「ありゃあ俺でも思いつかねえ。面白いチャーハンだな」と笑っている城一郎。
幼いソーマはそんなゆきひらの賑やかな様子を嬉しそうに眺めているのでした。
何かが違うおさずけ
そんな母にソーマが初めて教えてもらった料理がチャーハンだったのです。
ソーマは失敗も成功も関係なくどこまでも楽しそうに鍋をふるう母の姿が大好きでした。
そして朝陽に語り始めます。あんたは確かにすごい道具と能力を山ほど持ってどんな味でも作れるだろうと。
しかしソーマには、そんな万能な朝陽が知らず、自分が知っている味がひとつだけあるのです。
「失敗の味」
それがソーマのこの皿を創ってくれた立役者でした。
「才能が乏しい料理人は言うことが違うねえ」
ソーマの言葉を「くだらない、才波城一郎すら倒した最強の料理人にはそんなもの必要ない」と笑い飛ばす朝陽。
バァンッ
その時何かが破裂する音が響きます。この音はまさか…
『おさずけ』です!ソーマの品でも真凪の『おさずけ』が発動しました。
つまり朝陽の品と同レベルの評価ということなのでしょうか。しかし堂島や薊が気づき始めました。
「これは…この現象はただのおさずけではない!!」
見事『おさずけ』を発動させたソーマの品。朝陽とは違うというこの音の正体は何なのか?!
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食戟のソーマ311話のネタバレ・感想
ソーマのお母さんが初登場しましたが、思っていたよりソーマだったというか…。
病弱でおしとやか系を勝手に想像していましたが、ソーマは基本お母さん似だったのですね。
元気で周りを笑顔にする素敵なお母さんです。
食戟のソーマ312話の予想や考察
“ただのおさずけではない”おさずけって何やねん(笑)
というところが語られそうですね。
次回を楽しみに待つしかありません!