この記事は2019年5月26日発売の週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」の最新話135話のあらすじとネタバレ、感想や136話の考察をご紹介しています。
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七つの壁に入ったエマとレイは、最初の関門グレイスフィールドハウスを抜けたものの次に待っていた空間がめちゃくちゃに繋がるシェルターで出口を捜し回っていました。
それからどれくらいの時間がたったのか、青年の姿になったレイは1人、天井絵の暗闇を思い起こし、風車の回る荒野を一人で彷徨っていたのでした。
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前回までの約束のネバーランドのあらすじとネタバレです。
約束のネバーランド135話最新話あらすじとネタバレ
ノーマンの執務室に呼ばれた、ドンとギルダ。
ソンジュとムジカを捜してほしいとノーマンは2人に話しました。
驚く2人に、ラートリー家や鬼たちよりも早くソンジュとムジカを見つけ出して、保護してほしいとノーマンは言います。
「保護?」
“保護”という言葉に違和感を覚えたドンの反応に、うなずくノーマン。
エマの計画をのむかどうかまだわからないけれど、鬼の王・貴族たちを倒してしまったらエマの計画には邪血の一族であるソンジュとムジカが必要不可欠だから、計画の不安要素を抑えるためにも、ソンジュとムジカを保護し、こちら側に引き入れたいと言うのです。
そして、ドンとギルダなら、ソンジュとムジカと旧知の仲で、話し合いで彼らをこちら側に引き入れることも可能だと言います。
「ノーマン・・・」
話し始めたギルダを制止して、ドンが2年前に別れたきりなのにどうやって捜すのかとたずねると、ノーマンは地図を広げ、ソンジュとムジカが通りそうな場所をリストアップしたと2人に説明を始めました。
地図には、ソンジュとムジカが避けて通るであろう、鬼の集落や都市、王兵の捜索拠点や逆一般の鬼たちが通常近寄らない場所に印がされており、それらを総合して、潜伏先を絞り込みいくつか丸印がされていました。
「追われる者がどう逃げるかは、同じく追われる者が一番わかっている」
とノーマンは自信ありげに語り、護衛はつけるから誰よりも早くソンジュとムジカを見つけ出してほしいと、ドンとギルダに頼んだのでした。
ドンとギルダの決断
「どう思う?」
ノーマンの執務室を出たギルダがドンにたずねました。
ソンジュとムジカの話を聞き、なんとしてでも倒そうとしていたノーマンが2人を保護してほしいと自分たちに頼んだことにギルダも違和感を覚えているようでした。
よく捉えれば考え直してくれたということだけれど、そうでなければ、ソンジュとムジカを見つけ出し、おびき出し、倒すためのエサに自分たちが使われるのではないかとドンも考えていました。
けれど、ノーマンに追及したところで、自分たちなしでソンジュとムジカを捜し出して倒されてしまう。
だから、話にのって自分たちで捜し出し2人を守ろうと決めた、ドンとギルダだったのでした。
鬼に飼われていた少女
ムジカとソンジュを捜す旅に出るため、準備を整えたドンとギルダの前に、
「参りましょう!」
とハヤトが現れました。
ノーマンの言っていた“護衛”がハヤトだったのだと、ドンがハヤトに歩み寄ると、
「えっハヤトって護衛になるの?」
アジトの仲間たちの正直なつぶやきに
「いや、俺じゃ護衛にならないんで、もう一人と・・・」
とハヤトが本人も護衛ではないときっぱり認め、犬を3匹連れた少女を紹介しました。
「護衛のアイシェ、彼女は銃の名手で彼女の犬は探索の名手です」
アイシェにドンとギルダが挨拶をしましたが、アイシェはプイッと横を向いてしまいました。
慌ててハヤトがアイシェに話しかけても通じないことをドンとギルダに伝えると、アイシェが鬼の禁制区域の森で秘密裏に鬼に飼われていて、鬼の言葉しか話すことが出来ず、ノーマンたちに救われた過去があると説明しました。
その話を聞いて、ノーマンはアイシェにムジカとソンジュを倒させるつもりだと悟ったドンとギルダは、自分たちのためにも、ムジカたちのためにも、エマとレイのためにも、そしてノーマンのためにも、そんなことさせないと心に決め、アジトを出発したのでした。
果てない旅
一方レイは、砂煙舞う荒れ地をハアッハアッと息を切らしながら歩いていました。
その手には、赤ん坊の姿になったエマを抱えて、レイ自身も青年の姿になり、
「くそっ・・・!」
とつぶやいたのでした。
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約束のネバーランド135話の感想
今回は、ドンとギルダを中心に、食用児たちのアジトで起こった出来事について描かれました。
エマとレイが旅立った後、ノーマンがドンとギルダを呼び出した目的がわかりましたね。
邪血対策として、ドンとギルダを呼び出したことは前にわかっていましたが、“ムジカとソンジュを保護する”という名目でドンとギルダを説得しようとノーマンは考えていたんですね。
しかし、ドンとギルダもいくらノーマンの頼みだと言っても、その言葉の裏を読み、自分たちで彼女たちを守ろうと表向きはノーマンに言われた通り、動き始めました。
そして、ノーマンがムジカとソンジュを仕留めるための刺客なのか、アイシェとハヤトと共にアジトを出ました。
新キャラ、アイシェですが、鬼に飼われていたため、人語が話せず、鬼の言葉のみを理解する銃の名手で、連れている3匹の犬も探索の名手だそうです。
鬼は、人を食べるものだと思っていましたが、目的は何にしろ、飼おうと考える鬼もいるということにも驚きました。
アイシェが鬼に囚われていた状況を見てバーバラが、ひどいと呟いていたことからも、アイシェが劣悪な環境に置かれていて、とても鬼を憎んでいると想像できます。
そして、シスロに大丈夫だと手を差し伸べられても、おびえていたことから、人間も信用できる存在ではないのかもしれません。
そんなアイシェを救い出したノーマンは、きっとアイシェも理解できる鬼の言葉も話すことが出来るのでしょうね。
ドンとギルダはもちろんですが、ハヤトとも意思疎通の取れないアイシェが今後どんな行動に出るのか、楽しみです!
約束のネバーランド136話の予想
今回、最後にまた彷徨っているレイが出てきたので、次回こそはまたレイとエマを中心に壁の中での出来事について描かれるのではないかと予想します!
しかし、ドンとギルダのムジカとソンジュを助ける旅もスタートしましたので、ドンとギルダの旅について描かれるかもしれません。
レイとエマの話だったら、前回シェルターのモニター室で見つけたテーブルの矢印の先へ行くと何が待っていたのか。
そこが描かれるとうれしいと思います。
また、前回は青年の姿になったレイが一人で歩いていましたが、今回の最後では赤ちゃんの姿になったエマを連れていました。
その姿になってしまうまでの経緯や、エマはどうなってしまったのかも気になります!
ドンとギルダの話だったら、アイシェがどんな行動を見せてくれるのかが見どころになりそうです!